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髙瀬聡子先生と石井美保さんに聞く!日焼けにまつわる知識とタイプ別オススメ日焼け止め

2019/03/20

初夏らしい気候になってきたこの頃、やはり気になるのは紫外線。紫外線による肌ダメージは大きく、シャットアウトして美肌をキープしたいもの。けれど日焼け止めの種類も多く、実際にどんな物を選んだらいいかわからない…という方も多いのでは。
そこで皮膚科医師でウォブクリニック中目黒の総院長、高瀬聡子先生に日焼けにまつわる基礎知識を、美容家の石井美保さんに、タイプ別オススメ日焼け止めを紹介してもらいました。

正しい知識で日焼け止め効果をより高める

日焼け止めを選ぶ前に、まず「日焼け」について正しい知識を得てから使用するのがオススメ。
そこでウォブクリニック中目黒の総院長、髙瀬 聡子先生に日焼け・日焼け止めにまつわる質問をしました。

Q1 まず日焼けにより引き起こされる肌トラブルと、その原因を教えてください

出典:ウォブクリニック中目黒

UV-Aによるサンタンは肌を黒くし、シワやたるみの原因になります。またUV-Bによるサンバーンは肌の炎症を引き起こし、シミやそばかすの原因となります。いずれも日焼けは肌の免疫を低下させ、乾燥を促し、老化を促進させます。

Q2 日焼け止めに記載されているSPFとPAについて、違いは何ですか?

SPFはSun Protection Factorの略です。UV-Bにより肌が赤くなるサンバーンの発生をどれくらい遅らせられるかを測定し数値化したもので、肌の焼けやすさの目安となります。数値が高くなるほどカット効果が強くなり、国内での最高値は50+です。
PAはProtection Grade of UVAの略です。UV-Aにより肌が黒くなるサンタンの発生をどれくらい遅らせられるかを測定し数値化したもので、+の数値が多いほどカット力が高くなります。現在4段階表示で、最高値はPA++++となります。

Q3 日焼け止めの効果をより得るための塗り方を教えてください

SPAやPAの値は1㎠あたり2mgを塗った状態で測定されています。
よって、一般的に塗る量が少ない人(1/4~1/8の塗布量)が圧倒的に多いと言われています。
基本的にはメーカーで推奨している量をしっかり使いましょう。
また時間が経つにつれて皮脂や汗で流れたりしますので2、3時間置きに塗り直すことが理想的です。

Q4 顔・身体兼用タイプも多くありますが、やはり分けたほうがより良い?

顔用は下地効果や保湿効果、ものによっては美白やアンチエイジングなどのスキンケア効果を含んだものが多く、肌への刺激も少なめです。
また身体用はスプレータイプなど、手の届きにくい部分にも便利なものもありますので、用途によって使いわけてもよいでしょう。
基本的には兼用タイプと書いてあるものは、どちらに使ってもOKです。

Q5 オーガニックやナチュラルタイプのものでもきちんと日焼け止め効果は得られますか?

オーガニックやナチュラルタイプでも、SPFやPA表示に関しては同じ規定なので日焼け止め効果は得られます。

Q6 服で隠れている部分はやはり日焼け止めは塗らなくても大丈夫でしょうか?

洋服による日焼け止め効果は十分ではありませんが、物理的に紫外線を遮断できるので、直接的に紫外線があたるよりはカットできます。夏場でもカーディガンなどを羽織ることはUV効果となります。よって白よりは黒い色の方が紫外線カット効果が高くなります。

Q7 室内にいたら、日焼けは気にしなくても大丈夫でしょうか?

UV-Aはガラスを通しますので室内にいても浴びてしまいます。なので室内にいる際も日焼け止めを塗ることをおすすめします。

Q8 うっかり日焼けしてしまった!正しいアフターケアとは?

日焼け直後はほてり感がなくなるまでしっかりと冷やし、その後水分を十分補給し、乳液やクリームなどの油分で保湿をしましょう。

Q9 日焼け止めを落とす時は専用のクレンジングを使用したほうがより良いでしょうか?

使用している日焼け止めのメーカー表記に従いましょう。
ウォータープルーフなど落ちにくいタイプは専用クレンジングが必要と表記してあります。

■ウォブクリニック中目黒 総院長 髙瀬聡子さんプロフィール

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