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ステップファミリーは幸せになれる?考えておくべき注意点と相談場所

2019/04/12

ステップファミリーというのは、連れ子のいる再婚家庭のことです。様々な問題を抱えていることが多いステップファミリーですが、どういったことに注意すれば幸せな家庭を築けるのでしょうか。今回はステップファミリーについて詳しくご紹介します。

ステップファミリーとは

どちらか一方の親か、両親それぞれに連れ子がいる状態で結婚した家庭のことを『ステップファミリー』と呼びます。

ステップファミリーには色々な形がありますが、子連れでの再婚、子連れの相手と結婚した家族のことを指す言葉です。

配偶者と死別した場合や、離婚後も子供に会う機会があるような場合も、ステップファミリーに分類されます。

バツイチ子連れでの再婚など

ステップファミリーの中でも特に一般的なのが、バツイチで子連れの再婚です。

子連れ再婚家庭で、配偶者が初婚の場合でもステップファミリーと呼ばれています。

ステップファミリーには様々な問題があり、連れ子への愛情や家族としての生活の問題など、トラブルやストレスを抱えているという現状があるようです。

とくに、子供との関わり方や、子供の気持ちなどが問題視されることが多く、円滑なコミュニケーションを取るために真剣に向き合わなければいけません。

家族になる前に気を付けるべきこと

ステップファミリーは、一般的な初婚の家庭よりも様々な問題を抱えやすいとされています。

子連れでの再婚になるため、何よりも子供の気持ちや家族のコミュニケーションなどに問題が生じやすいようです。

以下では、ステップファミリーとして家族になる前に、気を付けておきたいことについてご説明していきます。

これから子連れでの再婚を考えている人や、ステップファミリーで悩みを抱えている人は、ぜひチェックしてみましょう。

実の親子間は良好か?

ステップファミリーで一番気にかけるべきことは子供の存在です。

子供との関係性が、ステップファミリーにおける核となるので、まずは実の親子間の仲が良好かどうかを確認しておきましょう。

実の親子の間で意見が食い違っていたり、子供が親を信頼していなかったりなど、関係がうまくいっていないと、新しい家族が増えた後にトラブルになりかねません。

まずは子供のことを第一に考え、実の親子間の仲を良好にしておく必要があるでしょう。

別れた実親と子供の関係

別れた実親と、子供の関係というのも重要なポイントになるので慎重に向き合いましょう。

子供にとっては、別れた実親も、親の一人です。離れ離れになったとしても、子供にとってはかけがえのない大切な家族ということをしっかり理解しておいた方が良いでしょう。

別れた実親と子供の関係を知ることで、ステップファミリーとして家族になった後の子供との関わり方のヒントになるはずです。

養親と子供の関係性

養親と子供の関係性というのも、ステップファミリーにおいては大切なポイントになります。

再婚する前に、どういった接し方をしていたか、改めて考えてみましょう。

養親といっても、他人が突然、家族になるわけですから、必然的に子供はその存在に戸惑ってしまうことがあります。

再婚する前に仲良くなっている場合や、既に親だと認めている場合は良いのですが、いつまでたっても親として受け入れてもらえないというケースもあるため、慎重に向き合った方が良いでしょう。

誰か一人がしんどい思いをしていないか

ステップファミリーでは、家族が円滑にコミュニケーションを取り、家族仲が良好になることが大切です。

誰か一人でもしんどい思いをしていては、家族みんなが幸せにはなれないでしょう。

誰か一人が辛い気持ちを我慢してストレスを抱えていたり、うまく感情を表に出せなかったりしては、本当の家族になるのは困難です。

家族みんなでしっかりと話し合い、良好な関係を築けるように、うまく関わっていく必要があります。

ステップファミリーをうまくいかせるコツ

問題を抱えがちなステップファミリーですが、ステップファミリーだからといって必ずしも問題が起きるわけではありません。

家族になる前にしっかりと起こりうる問題を把握し、対策を立てたり、前もって話し合ったりしておくのも円満な家庭を築くためには重要なことでしょう。

以下では、ステップファミリーがうまくいくために気を付けたいポイントや、円滑に暮らしていくためのコツをご紹介します。幸せな家族になるためにも、ぜひ参考にしてみましょう。

一番に尊重するのは子供の意思

ステップファミリーで一番に尊重すべきなのは、やはり子供の意思でしょう。

親というのは、子供の成長に深く関わる存在です。子供にとっては、新しく家族になる親は、3人目の親になるわけですから、戸惑いを抱いてしまうのが普通です。

子供によっては、養親ともうまく付き合える子がいますが、大半は新しい親に対して、困惑してしまいます。

子供が受け入れられない場合は、再婚自体を考えなおすなど、できる限り不安を取り除いてあげることが必要になるでしょう。

子供は親が思っている以上に敏感に物事を感じ取っているため、子供の意思をきちんと聞いてあげることが大切です。

初婚との違いを認める

初婚と子連れ再婚は、どうしても違いがあるものです。家族がうまくやっていきたいのであれば、ステップファミリーと初婚での家族の在り方の違いを認めて、初婚のようにしようと無理をしないことが大切でしょう。

ステップファミリーが初婚の家庭とは違うということを、家族みんながしっかりと理解し、その違いを受け入れていくことが円満な家庭を築くポイントになります。

違いを理解したうえで、お互いをしっかりと気遣って接することができれば、家族がうまくいくでしょう。

家族の形を枠にはめない

ステップファミリーで幸せになりたいのであれば、家族の形やあり方を決めつけないようにすることが大切でしょう。

親はこうあるべきだ、子供はこうあるべきだと、家族を枠にはめて考えるのはNGです。

また、父親だから「お父さん」、母親だから「お母さん」といった、形式的な名前で呼ばせることを強制するのも良くありません。

子供はステップファミリーになった後に、養親のことをお父さん、お母さんと呼べずに悩んでしまうことが多いものです。

ステップファミリーでうまくやっていくには、一般的な呼び方を強いるのではなく、ニックネームや自由な呼び方をして、フレンドリーに接するというのもよいでしょう。

実親と養親の役割分担を決める

ステップファミリーの中で、実親と養親の役割分担を決めるというのも、円満な家庭を築くためには大切なことです。

うまくいく例としては、実親は子供に対してしっかりとしつけを行い、愛情たっぷりに関わっていきましょう。子育てにおいて主体になるのが実親の役割だと考えてください。

そして、養親は実親をサポートする形で、寄り添いながら子供と関わっていくようにしましょう。養親は、子供に対してフレンドリーで接しやすく、優しい態度を心がけてください

話しかけやすい雰囲気を出して、いつでも子供のことを思いやって優しく接することで、徐々に信頼関係を築いていけます。

ステップファミリーで起こりがちな問題

ステップファミリーでは、たくさんの問題が生じやすいと言われています。

しかし、事前に起こりやすい問題を把握しておき、あらかじめ問題について話し合いを行っておくと、トラブルを乗り越えることができるでしょう。

ステップファミリーとして暮らしていくには、問題が起こるのを怖がるのではなく、起こりうる問題に対しての対処法を考えていくことが大切です。

家族になると決意し、覚悟を決めたのであれば、しっかりと向き合うようにしましょう。

以下では、ステップファミリーに起こりがちな問題について説明しています。ぜひチェックして、対処法を考えておきましょう。

継子と実子の扱いの違い

ステップファミリーでは、連れ子と実子の扱いの違いが問題になることが多いです。連れ子の他に実子ができた場合、同じように愛情をかけることができるのか?という問題が出てきます。 どちらも平等に愛情を注ぎ、同じように区別なく育てることはもちろんですが、実子が生まれた後というのは特に連れ子の方を気にかけてあげる必要があります。

両親と血がつながっている実子に対して、連れ子の方は片方の親としか血がつながっていないので、実子に対して嫉妬心のようなものを持つ子もいるでしょう。

また、両親が実子の方にかかりきりになってしまうと、家族の中に自分の居場所がないと感じてしまうこともあります。

こういった場合には、両親のどちらかが連れ子のことをしっかりと見守り、「あなたのことを大切に思ってるよ」とフォローして、不安を解消してあげることが大切です。

新婚家庭と同じようにはいかない

全てが一から始まる新婚家庭と、ステップファミリーの違いについてもよく理解しておきましょう。

新婚家庭では当たり前の夫婦の営みや、ラブラブな空気感は、ステップファミリーにはそぐわないので注意してください。

新婚だからといって夫婦だけで出かけるなど、子供をないがしろにするようなことがあると、ステップファミリーはうまくいきません。

どこかに出かける時はなるべく子供と一緒に出かけて、常に子供の存在を忘れないように心がけてください。

そして、夫婦の姿勢としても、新婚家庭とは違うということをよく理解しておくと、気持ちのすれ違いを避けることができるでしょう。

子供がなつかない

子供が養親に懐かない、という問題もステップファミリーにはよくある悩みの一つでしょう。

子供にとって養親は、家族になったとはいえ、最初はただの他人です。どう接していいのかわからず戸惑い、不信感でいっぱいになってしまう子供も少なくありません。

子供が懐かないからといって無理強いをするのは良くありませんが、この問題を解決する方法は『とにかく子供とコミュニケーションをとること』です。

自分が子供のことをしっかり見守っているということ、大切な家族として真剣に向き合っているということが子供に伝わるように、愛情を持って接していきましょう。

再び離別となった時は喪失感を繰り返す

子供にとって、家族との別れは大きな喪失感を抱く出来事です。

ステップファミリーとして新たな家族ができた後、再び離別となるようなことだけは、絶対に避けるべきでしょう。

子供に二度と家族を失うという悲しみを感じさせず、喪失感を与えないようにすることが大切です。

ステップファミリーの離婚率

子供のためにも「もう二度と離婚はしない!」と覚悟を決めて再婚し、ステップファミリーになる家族も多いでしょう。

しかし、実際は再婚者の離婚率の高さから見て取れるように、家族があまりうまくいかないということも考えられます。

以下では、ステップファミリーの離婚率について説明しています。

この数値を見て、これ以上の離婚がないようにしっかりと再婚と向き合って考えてみましょう。

離婚率は50%以上

再婚者の離婚率は50%以上といわれています

これは、初婚の離婚率に比べて高い数値で、一度離婚を経験した人は二度目、三度目と離婚を繰り返しやすいということの表れだと考えられるでしょう。

ステップファミリーにおいて、離婚は最も避けるべきことの一つです。再び離婚ということになれば、子供を深く傷付けてしまうことになるので、注意してください。

この数値を胸に刻み、二度と子供に悲しい思いをさせないように心がけましょう。

家族が崩壊しないためにできること

ステップファミリーは問題を抱えやすい家族の形ではありますが、ステップファミリーでも仲良く円満な家庭を築くことは可能です。

幸せな家庭をつくるためにも、家族が崩壊しないようにしっかりと向き合うことが大切でしょう。

以下では、家族が崩壊しないためにすべきことを、まとめています。

これからステップファミリーになる人も、既にステップファミリーで家族のあり方に悩んでいる人も、ぜひ参考にしてみてください。

夫婦での話し合いは必須

これはステップファミリーに限らないことですが、夫婦で話し合うことは大切なことです。

子供の気持ちや、子供との接し方、これからの家族のあり方など、真剣にお互いの考えを話す機会を設けるのは必須だと考えてください。

夫婦で話し合うことで、お互いの気持ちを理解することができますし、悩みを共有すればより絆の強い家庭をつくれるでしょう。

一人で悩みを抱え込まないで

ステップファミリーであることで、問題を抱えて悩んでいる場合は、一人で悩みを抱え込まないようにしましょう。

夫婦で話して悩みを相談するのはもちろん、友人や実家の両親など、誰かに話を聞いてもらう機会をつくってください。

これは、子供にも当てはまることで、子供が一人で悩みを抱え込まないように親がしっかりとフォローをしてあげることが大切なポイントです。

NPO法人では無料電話相談もある

ステップファミリーを応援するNPO法人『M-STEP』では、無料の電話相談ができます。

専門のカウンセラーが悩みを聞いてくれるので、誰かに相談したいけれど相手がいないという人は利用してみるとよいでしょう。

ステップファミリーにおける家族との関わり方や、コミュニケーションの取り方、家族との関係を修復する方法など、ためになるアドバイスをしてくれます。

家族問題で悩んだときは、一人で抱え込まずに、こういった法人の無料相談を利用してみるのがおすすめです。
NPO法人M-STEP

養子縁組は必要?

再婚するに当たって『養子縁組』という問題があります。

養子縁組を行うことで、戸籍上も実子と同等の扱いになるので、手続きをしたいと考える親も少なくありません。

以下では、養子縁組について、そのメリットや考え方などをご説明していきます。養子縁組を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

養子縁組のメリット

養子縁組をすると、子供は養子となり、親は養親となります。

養子縁組をすることによって、戸籍上も本当の家族になれますし、扶養義務や相続なども実子と同等になるというメリットがあります。

子供の人数が増えることで相続税の節税にもなります。

また、苗字が変わるため、みんなで一つの家族として絆を深めることができるという点もメリットと取れるかもしれません。

子供に新しい家族の中での安心感や居場所を与えることにもつながるでしょう。

子供の年齢にもよる

養子縁組をするかどうかは、子供の年齢によっても判断が変わってくるでしょう。

養子縁組を理解できないような年齢の低い子供の場合は、親が決めることになります。

しかし、養子縁組はいつ手続きを行っても良いので、子供が少し大きくなり、養子縁組のことを理解できる年齢になったら相談して決めるというのも一つの方法です。

焦って決めなくてもいい

養子縁組は、金銭的な部分や戸籍の問題などが関わるため、非常に重要なことです。

しかし、養子縁組を焦って決めなくても問題はありません。まずは子供の気持ちを第一に考え、ゆっくりと話し合いながら決めるというのでも遅くはないでしょう。

まとめ

ステップファミリーはうまくいかないのでは…?と不安に思っている人も、起こりうる問題やトラブルを事前に理解しておけば対処ができます

ステップファミリーだからうまくいかない、とは一概には言えないので、真剣に家族と向き合っていく努力や覚悟が大切です。

子供や相手のことをしっかりと考え、愛情を持って関わるようにすれば、きっと幸せな家庭が築けるでしょう。

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