LIFE STYLE

疲れた体をデトックス! 気軽にできる「フィトテラピー」10の習慣

2019/05/06

20代後半〜30代の女性のほとんどが抱えていると言っても過言ではない、からだの不調。どうにかしなければ、という危機感を覚えつつも、日々の仕事や家事、人付き合いに追われていると、「何もできない、何もしたくない!」というのが本音。

そんなストレスフルな現代社会に生きる女性に知ってほしいのが、植物療法こと「フィトテラピー」。化学物質よりも副作用が低く、さまざまな不調に働きかけること、とくに女性のホルモンバランスに効果絶大という利点があり、フランスでは日常的に取り入れている人も。

✔生理痛・生理不順に悩んでいる人
✔冷え性の人 
✔よく眠れない人
✔原因不明の肌荒れ

といった悩みを抱えている人には、とくにおすすめ!と、植物療法の魅力を解説してくれるのは、植物療法士の南上夕佳先生。ホルモンの乱れによる不調を植物療法で克服した体験を活かし、植物療法の基礎知識から簡単な取り入れ方、おすすめの商品までを、連載でお届け!

日々の生活にひと手間加えるだけでOK!「自然ぐすり生活」

今回は実際に、「フィトテラピー」を実践する方法をご紹介。アロマなどの商品に興味を持っても、「面倒くさそう…」「うまく取り入れられる自信がない」と、苦手意識を持つ人が多い印象。そんな人にこそ知って欲しいのが、「自然療法は日常生活に+αで気軽に取り入れられる」ということ。朝食に混ぜたり、いつもの入浴時に取り入れられたりと、特別な時間を作る必要がなく、手軽にセルフケアが叶うんです!

ということで今回は、実生活のタイムスケジュールに沿って何をどう取り入れるべきかをレクチャー。もちろんこれらは、すべて行わなくてもOK。「これならできそう!」というものから始めて、徐々に自然ぐすり生活を身につけて行ってくださいね。

7:30 目覚めたら、精油の香りを嗅いで自律神経を整える

鼻から嗅いだ香りは約1.5秒でダイレクトに脳に伝達し、すぐに自律神経に働きかけ全身へ指令を出します。からだやこころにすぐ作用するので、忙しい朝にぴったり!

shutterstock.com

朝におすすめの香りは、交感神経をスムーズに優位にしてくれるレモンや、脳の回転を良くしてくれるローズマリーなど。ディフューザーを使ったり、自家製ルームスプレーをさっとひと吹きしたり。部屋中に香りを拡散すると、より効果的です。

8:30 マスクに精油を一滴! で、満員電車もストレスフリー

朝の通勤で最もストレスフルなのが、満員電車。ぎゅうぎゅうに詰まった電車は蒸し暑く、人の体臭が気になりますよね。そんなときには、お気に入りの精油を1滴垂らしたマスクをオン。臭いをブロックしてくれるだけでなく、心を和らげ、ストレスを軽減してくれます。

9:30 デスク周りを精油でひと拭き

通勤の疲れで朝からぐったり……というときは、精油を含ませたティッシュでデスクを拭いてクリーニング。周りのデスクに気を使う!という人は、清涼感のあるペパーミントを。甘くないので、男性にも嫌がられません。気分がシャキッとし、抗菌作用があるのもポイント。

10:30 ミーティング前は、ハーブ抽出液で集中力UP

日本ではあまり知られていませんが、体調管理にぴったりなのがハーブ抽出液=タンチュメール。水やぬるま湯で割って飲めるので、とっても楽チン。ハーブティーを煎れる時間を省略できるので、気軽に取り入れられます。オフィスに常備しておくと便利ですよ!

大切なミーティング前に集中力を高めて、頭の回転を良くしたいときには、イチョウの葉からとれる「ギンコビロバ」を。忙しい日が続いて精神バランスを整えたい日には「メリッサ」、疲労回復には「エキナセア」など、その日のからだの状態に合わせて選んで。

shutterstock.com

12:00 ランチ前は、桑の葉のお茶で血糖値を調整

血糖値の急激な上昇は、さまざまな病気の原因に。食事の前や、甘いものを食べる前に桑の葉のお茶を飲んでおくと、糖質の吸収を抑えてくれます。血糖値の上昇を和らげればランチ後の眠気も回避できて、一石二鳥!

14:00 集中力が続かない! そんなときは、精油でリフレッシュ

shutterstock.com

長時間のデスクワークが続くと、肩や目に疲れが溜まり、集中力もダウン…。そんなときは手のひらに精油を伸ばし、首やこめかみ、頭皮をセルフマッサージ。湿布薬にも使われる「ウィンターグリーン」は、スーッとした香りがリフレッシュ効果絶大。湿布薬がかぶれる人も、精油なら心配なく使えます。

16:30 小腹が空いたらドライフルーツをぱくり♪

shutterstock.com

白砂糖をたっぷり含んだチョコレートや洋菓子類を摂取すると、血糖値の上昇にエネルギーを奪われ、余計に眠くなってしまいます! デスクでのつまみスナックは、ミネラル&ビタミンが豊富なナッツ類や、くこの実、デーツなどのドライフルーツがおすすめ。デーツは貧血の予防、脂肪の燃焼、肌の回復など、女性にとってうれしい効能がたっぷりあるので、とくにおすすめです。

18:30 スプーン1杯のオイルで、ディナー前の準備万端!

ダイエットをしたくても、会社の飲み会やデート、合コン、接待などが続くと、カロリーコントロールは困難。おいしい食べ物につきもののギトギトの油、じつは食事前の一手間で帳消しになるんです。それも、たったスプーン1杯のオイルで!

shutterstock.com

「亜麻仁油」など良質なオイルを先に胃に入れておくと、そのあとの油の吸収が和らぎ、血糖値の上昇もスローダウン。血液をサラサラにしてくれる効果もあるので、代謝がアップし、太りにくいからだ作りも叶います。

22:00 バスソルト入りの湯船に浸かって、からだの芯までリラックス

1日の疲れを癒すために欠かせないのが、上質なバスタイム。大好きな香りに包まれながら湯船に浸かれば、みるみるうちに神経がゆるみ、からだが軽くなるのを実感できるはず。

その日の気分によって、香りを変えたい!という人はぜひ、自家製バスソルトを作ってみて。粗塩に好きな香りの精油を数滴混ぜるだけで完成するので、とっても手軽なんです。リラックス度を高めたい日には「サンダルウッド」、女性ホルモンの乱れを感じた日は「ジャスミン」や「ゼラニウム」が効きますよ。

23:00 就寝前に、マッサージでむくみをオフ

shutterstock.com

眠る前に軽くマッサージをするだけで、翌朝のむくみや冷えが驚くほど減少します。このときも精油入りクリームを使うと、気分がより落ち着き、安眠へと導いてくれますよ。

考えごとをしてしまって眠れない…!というときには、不眠症やストレス&不安に効く「バレリアン」のタンチュメールを試してみて。睡眠薬ではないので、朝もすっきりと目覚められます。

次回は、多くの女性を悩ませるホルモンバランスの乱れにフォーカス。PMS&月経痛、不眠症、疲れ、だるさなどに効くフィトテラピーや、効果的な取り入れ方を特集します。

PROFILE:南上夕佳(なんじょう・ゆか)

植物療法士、ルボア フィトテラピースクール副代表、INTIME ORGANIQUE by lebois インストラクター。ホルモンバランスを崩したことをきっかけに、植物療法専門校「ルボア フィトテラピースクール」にてAMPP(フランス植物療法普及医学協会)認定資格を取得。日本における植物療法の第一人者、森田敦子に師事し、ともに啓蒙活動を行いながら、老舗百貨店やレストラン、企業で数々のセミナーやカウンセリングを行う。著書に『自然ぐすり生活』(ワニブックス)がある。

Photo : Yuki Kato Editor : Ayano Nakanishi

SHARE ON

RECOMMEND ARTICLES

WHAT'S NEW