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30歳になったら考えたい!初めての保険のポイントは?

2019/03/05

親しい人の病気やケガを見聞きして、ふと我が身を振り返ることがあります。女性にとって、30歳というのは何かと物おもう年齢。これから先の人生のことを考え、生命保険を意識しはじめた人もいるかもしれません。

同じ30歳と言っても、結婚している人いない人、子どものいる人いない人。世帯の勤労状況によって優先すべきリスクは変わってきます。そこで今回は、ケース別に生命保険加入時のポイントをまとめてみました。

未婚既婚問わず、まず考えたい「医療保険」

晩婚化が進む日本において、30歳になったからといって結婚や出産、育児を考えないのは不自然です。かくいう筆者も30代半ばで一人息子を出産しました。配偶者や子の有無を問わず、医療保障をまず考えてみましょう。

民間の医療保険を検討する際に、絶対はずせない国の制度があります。みなさん、『高額療養費制度』をご存知でしょうか? 所得に応じてひと月に負担する医療費の自己負担には上限があります。

健康保険の適用される手術であれば、仮に100万円の手術を受けた場合の自己負担は3割の30万円……ではなく、平均的な給与の会社員であれば高額療養費によりその半分以下に出費が抑えられます。保障範囲を拡げれば保険料もアップしてしまうため、特約のつけすぎにはご注意を!

上場企業など大手にお勤めの人は、高額療養費とは別に、健康保険組合による独自の上乗せ給付(付加給付)がある場合もあります。働き続けるつもりであれば、公的制度や職場で確保できている保障を加味して個人では医療保険には入らない。あるいは、がん診断給付金や先進医療給付金など補完する保障だけを検討する考えもあります。

近々結婚を考えている女性は、将来の出産を見越し、女性特約付きプランをチョイスするのも一案です。保険会社によって女性特約でカバーされる疾病はさまざまですが、切迫流産や帝王切開で手術した場合に給付金がもらえる、入院日額がアップするなどの保障が得られるからです。

出産したばかりで子どもが小さい…「死亡保険」を検討

実家が資産家。夫は高給取りである等恵まれた場合を除き、赤ちゃんを抱えた主婦は育児や家事にかなりの時間を取られています。妻である自分に何かあった場合、夫が仕事も家事も育児もすべてこなすのは難しいでしょう。

子どもが小学校を卒業するぐらいまでの間、シッターさんなど人手を借りての育児にかかる保育費用を賄うに足る死亡保険への加入を検討してはいかがでしょう。

保険の種類は、家計にゆとりがなければ掛け捨てタイプの定期保険でもいいですし、フルタイム勤務等で保険料を支払えるのであれば、あえて妻名義の学資保険で備えるのも一案です。学資保険の場合、同じ年齢で保障内容が同じあれば、男性より女性のほうが保険料はほんの少し安いケースが多いからです。

共働き世帯で住宅ローンをそれぞれ組むと…

共働き世帯で住宅をこれから買う場合は、妻の万が一の死亡に備え、互いの収入割合に応じて夫も妻もそれぞれ住宅ローンを組む(=団体信用生命保険に入る)という考え方もあります。

万一の場合、死亡した人が契約する住宅ローンの支払いがなくなるため、世帯収入が減ったのに住宅ローンだけ残ってしまうリスクを避けられます。また、夫婦それぞれが住宅ローン控除の対象となり節税にもつながります。

初めて来店型の保険ショップに出かけた場合、あれもこれもと勧められるかもしれません。不安は尽きませんが、生命保険とは、元来「めったに発生しないが、起きてしまったら大変なこと」に対する備えです。

保険料が家計を圧迫する前に、自分がどんなリスクを優先すべきなのか、冷静に方針を定めたうえで保険選びをスタートしましょう!

Editor:海老原政子(ファイナンシャルプランナー)

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