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人間関係

「お久しぶりです」はNG?実は間違っている挨拶敬語5つ

2018/10/16

社会人マナーのひとつとして、敬語は完璧に使いこなしたいですよね。
でも、普段何気なくしている挨拶言葉が、実は間違った敬語かもしれません。あなたの挨拶敬語は大丈夫?うっかり間違って使っていないかチェックしてみましょう。

(1)「ご苦労さまです」

上司や先輩から「ご苦労さま」と声を掛けられて、自分も何気なく「先輩もご苦労さまでした」なんて返していませんか?
「ご苦労さま」は「さま」がつくので、何となく問題ないようにも感じますが、目上の方にする挨拶としては失礼にあたります。

「ご苦労さま」は相手の苦労をねぎらう挨拶で、「よくがんばりましたね」というニュアンスを含みます。同じような意味を持つ言葉で上下関係が必要ない「お疲れさまです」を使うことを習慣にしましょう。

(2)「お世話さまです」

お客様とお会いしたときや、取引先にメールをする際などに、お礼を述べる挨拶として「お世話さまです」を使うことはありませんか?
「お世話さま」は相手に対する感謝の意を表す言葉ですが、(1)の「ご苦労さま」というねぎらいのニュアンスを含むので、目上の方に対して使う敬語としてはふさわしくありません。「お世話になっております」や「いつもありがとうございます」を使うようにしてください。

(3)「お体ご自愛ください」

メールなどの締めのご挨拶として、相手を気遣う言葉を記載する方も多いかと思います。しかし、気遣ったつもりが間違った敬語の使い方をしていたらとても恥ずかしいですね。
「ご自愛ください」は「お体を大事にしてください」ということですので、すでに「体を」の意味が含まれています。
「お体ご自愛ください」とすると意味が重複してしまい、「腹痛が痛い」と同じような違和感があります。「ご自愛ください」の前に何かつけるときは、「季節柄ご自愛ください」や「くれぐれもご自愛ください」などとして使いましょう。

(4)「お先です」

仕事が終わって退社する時にする挨拶として「お先です」を使っていませんか?
もし上司や目上の方に対しても「お先です」と言っているのなら、相手に対して少しラフすぎる表現ですので、今日から改めましょう。「お先です」は「お先に退社する、失礼する」という意味を省略した言葉です。友人同士なら全く問題ありませんが、職場では省略せずに「お先に失礼いたします」と挨拶した方がよいでしょう。

(5)「お久しぶりです」

久しぶりに会う方に「お久しぶりです」と挨拶することがありますね。「久しぶり」に丁寧語の「お」をつけているし、最後は「です」と丁寧な言い回しになっているのでまったく問題ないように感じますが、実はこれも目上の方に対しては失礼にあたります。
「久しぶり」は一般的に同等か立場が下の人に対して使用する言葉とされています。正しくは「ご無沙汰しております」という言い回しを使うようにしましょう。

いかがでしたか?
普段何気なく使っている言葉もあったのではないでしょうか?
あなたが発する言葉によって、相手が感じるあなたの印象は変わってきます。正しく丁寧な敬語をマスターして、素敵な敬語美人を目指しましょう!

Editor:Megumi Fukuchi

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