LIFE STYLE

結婚ってするべき?アラサーたちの今をクローズアップ

2018/08/20

女性は結婚して家庭に入る、という概念が古くなった今でも、なんとなく「結婚はするもの」と猛然と捉えている女性も多いのでは? その一方でそれに疑問を感じ、必要性を模索する人も。果たして結婚をする理由とメリットとは?
日本の恋愛・結婚事情に詳しいマーケティングライターの牛窪恵さんに、最新事情について伺いました。

女性にとって結婚する理由って?

「現代の日本社会でも、 出産を機に仕事を辞めてしまう女性が6割近く。その後は、パートタイマーで復職するケースも多く、 一般には経済的に楽でなくなる。
家事の負担も増え、自分が稼いだ収入も生活費に回すことが大半で、 お金も時間も自由がなくなるのというのが最大のデメリットかもしれません」と語る牛窪恵さん。

「でも、妻も安定収入を得られる形の夫婦共働きなら、一方が病気になったり、親の介護のために働けなくなってもどちらかが稼げるという、 経済的な安心感があります。

女性の場合は35歳を過ぎるとなかなか思うように収入が増えないという現実もありますし、人生100年時代にいくつまで働けるのか、病気になったときどうするのかなどなど考えると、ひとりで生きていくのは大変なこと。そうすると、長い目で見て、 結婚という選択肢はアリだと考える女性も増えています

シングルでいたい……現代女性の本音

「ただし、親御さんと同居している独身女性の場合は、母親が家事をやってくれたり、収入のほぼすべてを自分のためだけに使えたりと、別の自由や安心感がある。 それを犠牲にしてまで結婚したいと思えない女性も、相当数います。
今は 40代、50代女性でも3~4人に1人は独身(離婚含む)の時代。

シングルであることが特別ではない ですし、趣味の集まりなどで休日も満たされている人も多い。そうなると、ある程度稼げる女性なら余計に『無理して結婚することもないかな』となりがち。

また、 結婚したくないというより、『私って結婚できなそうな気がする』という女性にも、取材で多く出会います。 今現在そこまでの必要性を感じていないし、周りにいい男性もいないし、なんとなくこのまま行っちゃいそう……と」

キャリアと結婚。あなたはどうする?

日本の結婚市場では「二極化」が顕著 と牛窪さん。

女性の平均初婚年齢は約29歳。 15年前から1歳ほどしか上がっていませんが、最近は 高卒直後などに10代~20歳そこそこで結婚する層と、大卒など高学歴のキャリア志向で30歳を過ぎてから結婚する女性 が目立っているのが現状だそう。

「あるグループインタビューで、35歳を過ぎてから結婚した女性ふたりと出会いましたが、いずれも女性は独身時代にマンションを買っていて、そこにあまり仕事が好きでない男性が転がり込んできたそう。ふたりとも『引っ越して ゼロから違う生活を始めるのも面倒だから、だったら全部自分に合わせてくれる男性がいい 』と言っていました」

こういった事情を含めて、あなたは結婚という選択ををどう捉える?

PROFILE:牛窪恵

マーケティングライター、世代・トレンド評論家として活動し、「おひとりさま」や「草食系男子」などの言葉を世に広めるほか、経済財政諮問会議の政策コメンテーターなど国の役職等も務めている。フジテレビ系列『ホンマでっか!? TV』ほかのコメンテーターとしても活躍中。

SHARE ON

RECOMMEND ARTICLES

RELATED ARTICLE

WHAT'S NEW