元気をチャージ! 働く女性が輝く映画5選
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元気をチャージ! 働く女性が輝く映画5選

2018/05/19

映画を選ぶ基準ってなに?「ジャンル」、「出演俳優」、「監督」、「音楽」などなど楽しむ方法は人それぞれ。自分の好みを突き詰めてもいいし、いろいろな選び方で意外な良作を見つけてもいい。今回MINEがおすすめするのは、一生懸命に生きる毎日にそっと元気を与えてくれる、働く女性が主人公の映画。疲れて帰宅した夜に観れば、明日へのやる気、チャージ完了!

『トゥー・ウィークス・ノーティス』

名女優&名コメディエンヌのサンドラ・ブロックが演じるルーシーは、社会奉仕活動に熱心に取り組む頑固な弁護士。地域に必要と考える公民館が大規模な新施設の建設のために壊されることになり、抗議活動に出た彼女。建設を進める親会社の社長のジョージに会いに行くと、その大胆さと知識の豊富さを気に入られ、取り壊しを白紙にすることと引き換えに顧問弁護士として採用されてしまう……。
ルーシーは、信念や自分を変えない強さを持っていて、その言動から一見堅物なんだけど、それって同時に、己の実力で好きな事を突き詰めている証。どこか子どもっぽく飄々としたジョージにとって、その情熱と歯に衣着せない物言いは新鮮で、彼女は右腕としていなくてはならない存在になっていき、磁石が正しく引き合うように2人は……。
時として仕事に打ち込む事は、自分にとって必要な物事の取捨選択になる。自分がいるべき場所、やるべき仕事、愛すべき相手が自然と感じ取れるように。サバサバしていて一見堅物の彼女を変えていくのは、正反対な性格だけど彼女を必要としてありのままを受け入れたジョージだ。真面目だからこそ生まれる可愛らしさや愛嬌、ついでに滑稽さもひっくるめて働く女性は愛すべき存在だと気づく。

【作品情報】

『トゥー・ウィークス・ノーティス』
監督:マーク・ローレンス
出演:ヒュー・グラント、サンドラ・ブロック、アリシア・ウィット、マイク・ピアッツァ、デイナ・アイビー
DVD特別版¥1,429 発売中
販売・発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

【STORY】
理想家にして、敏腕なる女弁護士、ルーシー。ニューヨーク有数の大富豪にしてハンサムだが、どこか軽薄で頼りない男、ジョージ。ふとしたきっかけから、ルーシーはジョージの元で働くことになるが、こんな2人が上手くいくはずもなく、いつも衝突の連続。ついにキレたルーシーは「2週間後に辞めてやる!」《トゥー・ウィークス・ノーティス》と宣言。しかし皮肉なことに、その時になって初めて、お互いの大切さに気付いてしまうのだった……。

『女神の見えざる手』

政治もマスコミも、ひいては社会全体をも操作するロビイスト。これまでもシリアスなドラマを演じてきたジェシカ・チャステインが主役のエリザベスを務める。彼女は、その世界で名前を轟かせる凄腕。負けない方法は勝つ事と信じ、勝つためには仲間も犠牲にし、平気で利用するなど手段をいとわない。お金と人と政治を動かし、自分の揺るぎない地位を手にしてきたのだ。そんな彼女の前に銃保持推進団体という巨大な敵陣営が立ちはだかり、対立を決意するが……。
驚くのは彼女の判断力と行動と推進力。法に抵触しないギリギリのラインであらゆる手を尽くし、想像もつかない戦略を繰り出し、また敵からの巧妙な罠には身を翻すように対処する。息もつかせないスリリングな攻防からひと時も目が離せない。彼女はこれまで、情熱や打算や思惑や自尊心、すべてが入り乱れた世界を歩んで来たのだろうとイメージができる。特殊な職業だから完全に比較もできないけど、私たち普通の社会人には真似できない力強さは、生きづらい世の中の光にも見えてくる。
エリザベスの姿を見ていて思う。自分のための正義か。社会のための正義か(正義を幸福に置き換えてもいい)。キャリアウーマンの背後にひたひたと迫ってくる危機と、彼女が下した”見えざる手”とは……実に圧巻だ。

【作品情報】

© 2016 EUROPACORP - FRANCE 2 CINEMA

『女神の見えざる手』
監督:ジョン・マッデン
出演:ジェシカ・チャステイン、マーク・ストロング、サム・ウォーターストン、アリソン・ピル、ググ・バサ=ロー
Blu-ray¥4,800/DVD¥3,900 発売中
販売元:ハピネット
発売元:キノフィルムズ/木下グループ

【STORY】
大手ロビー会社で辣腕をふるうエリザベス・スローンは、銃擁護派団体から仕事を依頼される。内容は、女性の銃保持を認めるロビー活動で、新たな銃規制法案を廃案に持ち込んでほしいというもの。信念に反する仕事はできない彼女は部下を引き連れ、銃規制派のシュミットの小さなロビー会社へ移籍。奇策ともいえる戦略によって、形勢を有利に変えていくが──。

『マイ・インターン』

類稀なる美貌と演技力を持つアン・ハサウェイが演じるのは、新進ファッションサイトを築いたやり手の女社長ジュールス。社内を自転車で移動するほど時間を追われる多忙な日々を過ごしていた。そんな中、会社の社会貢献の一つとして設けたシニア・インターン制度に、電話帳を作る会社に40年以上勤め、先頃退職したベンがやってくる。本作はジュールスのような、リアルな働く女性の心情を彼の視線を通して描いている。
気配りに長けていて、仲間や上司との距離感を重んじ、品行方正を人の形にしたような人物。「正しいことは迷わずやれ」が信条の、いわばひと世代昔の男。自分の事で手一杯なジュールスはベンをお荷物としばらく放っておくが、彼と交流していく同僚との行いから彼の人柄や能力を感じていく。そんな彼がジュールスに対して行うことは「肯定」と「助言」だ。
仕事に家庭に自分の100%を注いでしまうから、誰にだって迷うこともある。泣くこともある。不器用にもなる。数々の問題が生まれて、自分だけでは抱えきれなくなることもある。だけど、一人で働くことはあっても孤独であってはいけない(ほら、仲間が近くにいるじゃないか!)。そして、正しいと思えることをひたむきに頑張っていれば、誰かが見てくれているものだ。ジュールスとベンを前に、今日は昨日より、明日は今日より笑顔でいようって素直に思える!

【作品情報】

『マイ・インターン』
監督: ナンシー・マイヤーズ
出演:ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、レネ・ルッソ、アンダーズ・ホーム、クリスティーナ・シェラー
Blu-ray¥2,381/DVD¥1,429 発売中
販売・発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

【STORY】
舞台はニューヨーク。華やかなファッション業界に身を置き、プライベートも充実しているジュールス。そんな彼女の部下に会社の福祉事業として、シニア・インターンのベンが雇われる。最初は40歳も年上のベンに何かとイラつくジュールスだが、やがて彼の心のこもった仕事ぶりと的確な助言を頼りにするようになる。そんな時、ジュールスは仕事とプライベートの両方で思わぬ危機を迎え、大きな選択を迫られる──。

『ドリーム』

©2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

1960年代のNASA。数多くの優秀な黒人女性が働いていた。その中で、天才的な数学者のキャサリン、計算係の管理者のドロシー、エンジニアを目指すメアリーは大の仲良し。アメリカとソ連の熾烈な宇宙開発競争を支える彼女たちだが、当時は白人と同じポットでコーヒーを淹れる事も、同じ女子トイレを使用する事も許されていなかった時代。だから不満を口にする隙間なんてないけれど、現代なら「こんなに努めてプロジェクトに貢献しているのに、どうして私が……」と打ちひしがれてしまう。これは女性に限らず、組織の中で働く私たちは直面する場面だ。彼女たちの解決法は……圧倒的な実力で周りに、上司に認めさせたのだ。
「1人の前進はみんなの前進」。物語では人種のことを言っているけど、一つの夢を持つグループにも当てはまると思う。ひたむきに取り組む人は、池に投じた一石のようにゆるやかに周りへ良い波を起こし、しばらくして職場の環境、ひいては自らの境遇を変えていく。また、先進的な仕事をするには先進的な意識を持つべきで、理不尽で不必要な弊害はいらないと示してくれる(渋〜いケビン・コスナー演じる上司ハリソンが非白人用トイレの看板をぶちこわす。めちゃかっこいい!)。
キャサリン、ドロシー、メアリーの恋や友情、組織で働くことや認められることの難しさがドラマチックに物語られる。いつでも自分を信じて勇ましく前を進む彼女たちからたっぷりのエネルギーをもらえる!

【作品情報】

©2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

『ドリーム』
監督:セオドア・メルフィ
出演:タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ 、ケビン・コスナー、キルスティン・ダンスト
2枚組Blu-ray&DVD¥3,990 発売中
販売・発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

【STORY】
1961年、NASAのラングレー研究所には、ロケットの打ち上げに欠かせない“計算”を行う優秀な黒人女性たちのグループがあった。そのひとり、天才的な数学者キャサリンは宇宙特別研究本部のメンバーに配属されるが、そこは白人男性ばかりの職場で劣悪な環境だった。仲の良い同僚で、管理職への昇進を願うドロシー、エンジニアを目指すメアリーも、理不尽な障害にキャリアアップを阻まれていた。それでも仕事と家庭を両立させ夢を追い続けた3人は、国家的な一大プロジェクトに貢献するため自らの手で新たな扉を開いていくのだった。

『ホリデイ』

Film © 2006 columbia Pictures Industries, Inc. and GH One LLc. All Rights Reserved.

キャメロン・ディアス演じる映画の予告編製作会社をアマンダと、ケイト・ウィンスレット演じるロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、ともに恋に破れ、仕事に疲れ、お互いの自宅を交換して過ごす「ホーム・エクスチェンジ」に申し込む。キャメロンは片田舎のコテージへ、ケイトは大都会の豪邸へ移り住むことに。滞在先では思わぬ恋の火種や、これまでになかった友情の芽を見つける2人。
いつだって休暇を謳歌しているときは素晴らしい思い出で満たされる。日常とは違うフレッシュな環境に身を置けるから。はたまたやっかいな仕事がないから。それももちろん正しい。そう思う人は、この映画を観終わったら、次の休みの予定を立てよう。そしてじっくり休んでほしい(パソコンやスマホは閉じて、ちょっと離れたテーブルにでも置いておこう)。
仕事がつらくなると誰しも自分に問う。生きるために仕事をする? 仕事をするために生きる? 彼女たちを観ていてそれはどっちもなんだと気づく。一度距離を置くことで、仕事の本質が見えてくる。そこから違う新たな視点が生まれ、視野が広がってくる。そして、また新しい一歩を踏み出せる。これからもあなたが輝きつづけるために、あなたのためのホリデイを大事にしてくださいね。

【作品情報】

Film © 2006 columbia Pictures Industries, Inc. and GH One LLc. All Rights Reserved.

『ホリデイ』
監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック、イーライ・ウォラック
Blu-ray¥1,886/DVD¥1,429 発売中
販売・発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

【STORY】
ロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダは恋人に浮気され、彼を家から追い出す。ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、元恋人に目の前で別の女性と婚約発表されて失意のどん底に。傷心の2人はインターネットの「ホーム・エクスチェンジ」サイトで出会い、お互いの家を交換して相手の家具や車を自由に使えるという休暇を過ごすことにした。やがてアマンダはアイリスの兄グラハムと、アイリスは隣人の作曲家マイルズと出逢い、思いがけない恋物語が始まる。

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Writer:Chikaraishi Hisamoto
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