辛いPMSを乗り切るために! 専門家からのアドバイス〜フィトテラピー編〜
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辛いPMSを乗り切るために! 専門家からのアドバイス〜フィトテラピー編〜

2018/03/27

今話題の膣ケア本『潤うからだ』の著者・森田敦子さんに、フィトテラピー(植物療法)の観点から、PMSを緩和&予防するためのアドバイスをいただきました。

フィトテラピー(薬物療法)って?

日本ではまだ聞き慣れない、「フィトテラピー」という言葉。日本語にすると植物療法。ハーブなどの植物の力を借りて、人間の本来持っている治癒能力や免疫力を高める治療のこと。フランスを始めとするヨーロッパではハーブは医療の現場で当然のように使われていて、身体に不調を感じたら、病院に行く前に「エルボリステリア」というハーブ専門薬局でハーブを調合してもらうのが人々の習慣となっているそう。その効果は臨床実験で証明済み。「植物というと緩やかな効き目を想像するけれど、中には医師の処方箋がないと買えないものもあるくらい、その効果はパワフルなものなんです」と森田さん。

「その症状、本当にPMSですか?」

「私がフィトテラピーを学んだフランスでは、女の子は初潮を迎えたら、かかりつけの〝MY産婦人科医〟を持つんです。そして何か不調があれば、すぐに病院に行ってチェックを受ける。それだけ、若いときから自分の子宮のケアをしておくことの重要性をみんな知っているということなんですね。 
 それに対して最近の日本女性に多いのは、若い時から仕事をがんばりすぎて自分の体調を後回しにしてしまい、結婚後になかなか妊娠せずに子宮の病気や不調に気づく、というもの。
 PMSの原因は冷えやストレスなど様々ですが、中にはPMS だと思い込んでいて、卵巣膿腫や子宮内膜症といった病気だったとか、卵管が詰まっていた、なんてことも。ですから不調を感じたら、その症状が本当にPMSなのか、まずはお医者さんで診察してもらうことをおすすめします。いつか子供を産むときのためにも、自分の生理の状態や子宮の状態を把握しておくことは、女性の心得だと思っておいてください」

PMS改善にオススメのフィトテラピー

「PMSの原因は大きく分けるとふたつあると思います。ひとつは、月経周期の乱れ。もうひとつは女性ホルモンや自律神経の乱れによるもの。これはイライラやムクミ、生理痛などに繋がります。治療法としてはホルモン補充療法やピルの服用などもありますが、私がおすすめしたいのは、副作用がなく安心して使えるフィトテラピーです。
 中でもおすすめなのは、コスメキッチンでも販売している『タンメチュール』と呼ばれるハーブの浸出液。これは水に入れて飲むだけでいい、天然成分由来のチンキ剤です。
 植物の中にはフィトエストロゲンという女性ホルモンに似た作用を持つ成分が含まれる種類があり、そのハーブの力を借りることで天然のホルモン剤のような働きを期待できます。『メリッサ』はPMSや生理痛、『フォーウーマン』はPMSによる身体のむくみや肩こりなどの症状の改善に効果があるハーブを調合しています。不眠の症状にはリラックス作用のある『バレリアン』も効果があります。

左から:コスメキッチン エルボリステリア タンメチュール フォーウーマン 30g ¥2800、メリッサ100g ¥2600、バレリアン 100g \2600/株式会社マッシュビューティーラボ

それとタンメチュールのほかに、ティザンヌと呼ばれるハーブティーもおすすめで、プロゲステロンという女性ホルモンと同じ作用を持つ『チェストベリー』はPMSや月経痛に。免疫力をUPしてくれる『エキナセア』は、だるさやそのほかの不調に効果が期待できます。PMS向けだけでなく、妊活中の方には生殖器の強壮作用や骨盤周りの粘膜を強くする作用がある『ラズベリーリーフ』という種類もあります。薬草って、優しいけれど意外なほど即効性があるんです。あとはストレスや疲れを感じやすくなる生理前は、いつもよりペースを落として、自分に優しくしてあげることを心がけて過ごすのが、何より重要だと思います」

コスメキッチン シングルティザンヌ チェストベリー、エキナセア、ラズベリーリーフ各¥2,600/株式会社マッシュビューティーラボ

取材に同席していた森田さんの会社のPR担当の20代女性は、「私もずっとPMSが重くてピルとロキソニンを服用していたんですが、生理前の時期から生理が終わるまでタンメチュールのメリッサとフォーウーマンを飲むようになってから、ホントに薬がいらなくなったんですよ〜!」とおっしゃっていたのを聞き、担当ライターもこの取材後にタンメチュールを買いにコスメキッチンに走りました。生理前のイライラや不調が始まりそうな時期から1日1回コップ1杯の水にエキスを垂らして飲むだけ。生理が終わって情緒が安定して来たら次の生理前まで飲まなくていいので、とってもお手軽。まだ1ヶ月しか飲んでいないので実際の効果は体感していないですが、次の生理のときにこれが手元にあるというだけで安心感が(笑)。どんな効果を発揮してくれるのか、楽しみです!

教えてくれたのは、植物療法師の森田敦子さん

フランスで植物薬理学とフィトテラピーを学んだ、日本の植物療法の第一人者。膣ケアの重要性を説いた著書「潤うカラダ」、(ワニブックス刊)が話題に。女性がイキイキと生きられる社会の実現を使命として、フィトテラピーを生かした「アンティーム オーガニック」の製品開発や植物療法の専門学校「ルボア フィトテラピースクール」にてフィトテラピストの育成に力を注いでいる。

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Editor:Moyuru Sakai
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