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子離れできない親の特徴とは。程よい距離感を保って良好な関係を

2020/03/30

子離れできない親の存在は、子どもにとってさまざまな悪影響を及ぼしかねません。親に子離れしてほしいと思うなら、子ども側も親へのアプローチを変える必要があるでしょう。子離れできない親の特徴や対処法などを解説します。

子離れできない親の特徴

どうしても子離れができない親は、どんなことを考え、どのような行動をとっているのでしょうか。一般的な特徴を紹介します。

子どもをコントロールしようとする

子離れできない親は、子どもを自分の思い通りにコントロールしようとする特徴があります。子どもの意見や主張に耳を傾けず、自分の希望や意見を子どもに押し付けます。 

子どもが自分の言うことを聞き入れてくれなければ、泣いたり怒ったりと感情的になることもしばしばです。さまざまな手段を用いて、自分の意見を通そうとします。 

また、子どもの自由を奪い、束縛するようなことも躊躇しません。子どもが何かしようとする際は常に親の許可を必要とさせ、勝手なことをすれば怒るでしょう。 

コントロールしようとする時期は、子どもが小さい頃だけとは限りません。子どもが成人したあとも、親がいなければ何もできないような呪いとも呼べる言動を繰り返す傾向があります。

何にでも干渉してくる

とにかく過干渉であることも、子離れできない親の大きな特徴です。何かにつけて口出しをし、子どもの考え方や行動に自分の意見を反映させたがります。 

学校や職場ではどのように過ごしているのか、いつもどんな人と仲良くしているのかなど、子どもが現在おかれている状況をこと細かく把握しようとします。 

子どもに何か問題が発生しようものなら、それがどんなに些細なことであっても、子どもにアドバイスしたり自分で解決させたりしようとはしません。親自身が解決に乗り出します。

いくつになっても過保護

子離れできない親は、子どもに関するさまざまなことを心配し、「何かあっては大変だ」と、過度に保護しようとする傾向があります。 

世の中に存在する多くの物理的な危険や、人間関係などの環境から受ける精神的な悪影響から、子どもを隔離しようと試みるのです。 

リスクから遠ざけようとするだけでなく、実際にトラブルなどが発生したような状況でも、親が子どもを守ろうと考えます。

結婚の障害になってしまうことも…

子どもが大きくなっても、自分が保護してあげる必要性を感じている親は、子どもの結婚にも大きな影響を与えることがあります。 

いつまでも自分が守っていなければ生きていけないはずだと考えていた子どもが、自分から離れて他人と一緒になるということに対し、許容できない気持ちが生まれるのです。 

また、子離れできない親は、子どもと自分を同一視する傾向があります。そのため、自分が結婚するような気持ちになり、周囲の評価を気にしたり、ふさわしい相手なのか考えたりしてしまい、反対するケースが多くなります。

子離れできない親を持つとどうなる?

自立に向かうべき子どもに対し、それを阻む親の存在は、子どもの人生に多くの悪影響を及ぼすことになるでしょう。主な悪影響を二つ解説します。

自立できない

子離れできない親の元で育った子どもは、親が言うことを優先するようになります。自立心が鍛えられず、何事においても親の指示を待つ人間になってしまうのです。 

本来、子どもは、失敗から多くを学び、自分で解決する方法を身につけていきます。しかし、失敗する前に親が先回りし、子ども自身が困難や挫折を感じる機会を奪っていきます。 

このようなことを繰り返しているうちに、親の言うことを聞いていれば間違いないと思うようになり、自分で判断したり決断したりする習慣が身につきません。 

また、何においても親を優先してしまうため、他人との関係も希薄になりがちです。大人になったあとも親への依存が続き、社会生活に順応できなくなります。

主体性のない人になる

しっかりとした自分の考えを持てなかったり、全て人まかせにしたりと、主体性のない人間に育ってしまうことも、子離れできない親を持つ子どもの特徴です。 

基本的に、人は1人では生きていけません。家庭・学校・職場など、人生において常に何らかの組織に属し、周囲との関係を構築しながら生活しています。 

その中でも、家庭という場は最も身近で、社会に出る前の大半を過ごすことになるコミュニティです。そこで最低限の主体性が育たなければ、大人になったあとで苦労することになるでしょう。 

積極的に行動することや自分で考えることなどを、親に抑えられながら育てられた子どもは、周囲から主体性のない人というレッテルを貼られてしまうタイプの大人になりがちです。

子離れしてほしいと思ったら

子どもが自立したいと思っても、親が子どもを手放す覚悟がなければうまくいかないでしょう。どのように対処すればよいのか、いくつかのヒントを紹介します。

楽しみを見つけてもらう

楽しめることや夢中になれることを親自身に見つけてもらえば、子どもに対する過度な意識を弱められるでしょう。丸投げせず、親と一緒に楽しく探すのがポイントです。 

例えば、親が若い頃に好きだった趣味なら、今でも熱中できる可能性は高まります。一緒になって楽しく話をしているうちに、かつて持っていた情熱がよみがえってくるものです。 

旅行を勧めてみるのもよいでしょう。それまで旅行がそれほど好きではなかったとしても、一回行けば趣味になる可能性もあります。旅費を払ってプレゼントしてあげるのも一つの手です。 

新しいことが好きな親なら、資格取得や習い事の提案もおすすめです。種類がたくさんある上、長く続けてもらえるメリットもあります。

少しずつ距離を取る

子離れできない親に育てられた子どもは、親への依存心もなかなか拭えません。親を頼ることが自分の安心感につながり、同時に親を安心させることにもなるからです。 

しかし、子どもは成長するにつれ、否応なく行動範囲を広げ、世の中にさまざまな価値観があることを知っていきます。そこで生まれる葛藤こそが、親に対して子離れしてほしいという気持ちになるともいえます。 

親を過保護・過干渉と思うなら、自分も親離れする覚悟で少しずつ距離をとっていきましょう。

 外国に留学・地方に就職するなど、いきなり大きな距離をおこうとしても、猛反対してくる可能性があります。徐々に離れるのがポイントです。

気持ちを伝える

どんな方法を試しても子離れしてくれないようなら、思い切って気持ちを伝えてみるのも一つの手です。

直接言うのが嫌なら、第三者を頼りましょう。 親の兄弟や学校の先生、古くから付き合いのある知人など、親子のことをよく知り、客観的に指摘できる人が、説得してもらう人に適しています。 

説得してもらう人には、自分の気持ちを正直に話しましょう。その上で、子どもの気持ちをストレートに代弁するのではなく、親を傷つけずにやんわりと説得できそうな人ならベストです。 

もちろん、子どもとして自分の思いを直接ぶつけられれば、それに越したことはありません。子どもの成長ぶりを目の当たりにし、改心してくれる可能性もあります。

子離れできない姑への対処法

夫の母親が子離れできずに、子どもの夫婦関係にまで口出しするケースも多いでしょう。嫁の立場としてできることを紹介します。

真に受けない

姑があれこれ言ってくる場合は、全てを真に受けることなく、適当に受け流すとよいでしょう。筋道立てて理屈を返したところで、聞く耳を持ってくれないことがほとんどです。 

 完全に無視を決め込む姿勢もよくありません。やんわりと断ったり、お茶を濁した返答をしたりと、とりあえずその場をやり過ごす感じで距離をおくようにします。

姑に「認めてもらいたい」「好かれたい」という気持ちは、嫁として多くの人が持つ感情です。しかし、その反動で受けるダメージは計り知れないものがあります。 

 あくまでも自分のペースを崩さないように、適度な距離感を保って接することが大切です。無理して会いに行ったり、気を遣ったりする必要はありません。

夫を味方につける

嫁姑の双方をよく知っている夫に相談すれば、よき理解者になってくれる場合があります。遠回しに気持ちを伝えてもらったり、会う機会を減らしてもらったりできるでしょう。 

姑の過干渉は、息子である夫のことを思って行われることがほとんどです。夫に相談することで、夫自身が考え方を変えてくれれば、そのまま姑の言動に反映される可能性は高いといえます。 

もちろん、夫や姑との関係が悪化してしまう危険性も大いにあるでしょう。夫を味方につけようとするなら、味方になってくれそうかしっかりと見極めることが重要です。

まとめ

子離れできない親は、子どもを自分の管理下におきたがる傾向があります。何にでも干渉し、過保護でもあるため、子どもは自立できず、主体性のない大人になりがちです。 

親に子離れしてもらいたい場合は、楽しみを見つけてもらったり、少しずつ距離をおいたりしてみましょう。直接気持ちを伝えることも一つの方法です。

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