LIFE STYLE

ブルゾンちえみの展望が明らかに!女性の活躍を表彰する「Forbes JAPAN WOMEN AWARD」潜入レポ

2019/12/27

先日、世界経済フォーラムから発表された男女の格差を測るジェンダーギャップ指数にて、過去最低の121位をマークしてしまった日本。先進国でありながら、性別問わずに活躍できる社会を実現するには、課題が山積みであると国内外に示された。

そんな中、意欲ある女性が働きやすい環境づくりを積極的に行っている企業と、自ら道を切り拓き活躍している女性を表彰する「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2019」が、東京・六本木ヒルズにて開催。表彰された女性たちは、どんな心持ちで働いているのか? これからキャリアアップしてゆく世代のMINE読者に向けて、個人部門で表彰された方々と、ゲスト登壇したブルゾンちえみさんの成功マインドお届けする。

自ら道を切り拓き活躍している女性、“セルフメイドウーマン”を表彰

社会に最もインパクトを与えた、自ら道を切り拓き活躍している女性、“セルフメイドウーマン” が表彰された今回。国内企業へのアンケートとアドバイザーの審査により、5名の女性が受賞した。

【グローバル賞】時岡真理子さん|EastMeetEast共同創業者兼CEO

アジア人に特化した婚活サイトEastMeetEast共同創業者兼CEOで、NYで国際色豊かなチームを率いる時岡さん。婚活サイトは登録者がいなければ信頼を得ることが難しいサービスだとし、まずは、自らが街中で声をかけて登録者を募ったという。
「率先して自分の姿勢を周囲に見せてゆくことが大切。自分が周囲に期待することは、まずは自分がそのモデルとなること」と、リーダーが持つべき大切な姿勢について語った。

【パイオニア賞】大西厚子さん|三菱電機 名古屋製作所 HMIシステム部長

大西さんは、三菱電機の産業メカトロニクス事業の柱である、FA(工場の自動化)製品のひとつHMIで、同社のベストセラーとなる開発を担当したシステムエンジニア。
「入社した当初は、男性社会であることが当たり前だった。でも、周囲ではなく自分が変わらなければならないと思うようになった。そこから気持ちが強くなり、多少困難を伴うものでも“できる”というマインドになった」と、現在グローバルシェアの首位を目指すエンジニアとして、必要なのは強い心持ちであることを伝えた。

【社会インパクト賞】森澤みちよさん|国連責任投資原則(PRI)ジャパンディレクター

女性ということは意識せずに取り組んできた。女性だから大変と感じることもなかった。それよりも、取り組みを認知してもらうためのブランディングに苦労した」
そう語るのは、国際NGO「CDP」のジャパンディレクターとして、日本の投資家や企業にESG投資※を普及させた功労者である森澤さん。誰もやっていなかった分野に飛び込み、日本のビジネスに新しい風を吹き込んだ森澤さんは、まさに自ら道を切り拓いた“セルフメイドウーマン”の代表格。

※環境や社会、企業ガバナンスに配慮している企業に価値を置いて行う投資

【ルーキー賞】京谷侑香さん|キリンビール マーケティング部

“お酒を通して幸せのモーメントをつくる”ことをモットーにしている京谷さんは、発売から約1年半で約5億円を売り上げた「本麒麟」の開発者。仕事に邁進しながらも、結婚を機に、仕事とは別に将来の子育てについて考えるようになったという。
しかし、「仕事と子育てを分けて考えていたが、自分の人生をどうするのか、ひとつのものとして捉えることが必要だと気がついた」と語り、様々な選択があることで人生を複雑に考えがちな女性たちに向けて、考え方のヒントを投げかけた。

【チェンジメーカー賞】東志保さん|Lily MedTech 代表取締役CEO

Lily MedTechは、世界初のリング型超音波振動子を用いた乳がん検査機器の製造開発を行う会社。サーモグラフィーや超音波検査よりも安全(被曝リスクがゼロ)かつ効果的に乳がんを見つけることができるとし、注目を集めている。
「(母親を乳がんで亡くしている)自分の経験から、情熱を持って仕事に取り組んでいる。人々のQOL(生活の質)と、乳がん検診率を高めてゆくことが目標」と語った東さん。明確な目標が、東さんの道を切り拓く原動力だ。

ブルゾンちえみ、関心があるのは「環境問題」

芸人のみならず、女優として演技にも挑戦し、どんどん活躍の場を広げるブルゾンちえみさん。自ら道を切り拓いてきた“セルフメイドウーマン”として、アワードの締めくくりに登壇し、成功への秘訣と、今後の展望を語った。

成功のTipsは行動すること。自分の心がどう思うかを大切に!

「テレビに出られるようになったのは、宝くじが当たったぐらいラッキーなことだと思っているので、偉そうに何が成功の鍵だとは言えない。けれど、振り返ってみると、その時にできることは全部やったように思う。一番大きな決断は大学を辞めたこと。辞めたからには心が望んでいることをやるしかないと思った」と、成功の秘訣は、とにかく行動に移すことであるとしたブルゾンさん。

そして、ブルゾンさんがいつも心の中に留めているのは、ダイアナ元妃の“Only do what your heart tells you.(あなたの心の声に従って行動しなさい)”という言葉。芸人になる前も、そして芸人になった今でも、「自分の心がどう思うかを一番大切にして過ごしてきた」と語った。
 

今だからこそ、環境問題に取り組みたい!

今後の展望を聞かれたブルゾンさんからは、意外な答えが返ってきた。

「小学生のときに環境問題に触れて、自分がどうにかしなきゃと思っていたけれど、自分がどんなに頑張ってもどうしようもないと挫折してしまったことがあった。でも、今では世間や企業もサステナビリティに目を向けるようになった。そして、いろんな人に発信できるツールを持っている今だからこそ、何かできるんじゃないかと思いはじめた。今の世代だからこそできる活動をしていきたい」と、環境問題に目を向けていることを明かした。

男性・女性といった性差を考えずに活躍できる社会が理想ではあるものの、121位というジェンダーギャップ指数が示すように、まだまだ私たちには、女性であることで越えなければならない壁が多くある。まずは、一人一人が自らの行動を持って社会と向き合う“セルフメイドウーマン”であることが、世の中を変える一歩であると、彼女たちの目覚ましい活躍が証明してくれている。

Writer:Mariko Ankai

SHARE ON

RECOMMEND ARTICLES

WHAT'S NEW