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「お金がない」から脱出!27歳からのお金の貯め方【FPさんが伝授】

2019/11/20

“老後2000万円不足問題”が話題になってからというもの、これまでは買い物に食事に…と散財してしまっていた人も貯蓄することに目を向け始めたのではないでしょうか。では、上手にお金を貯めるにはどのような工夫が必要なのか? 「基本は“先取り貯蓄”をすることです」そう提唱するファイナンシャルプランナーの水野綾香さんにお金がしっかり貯められる仕組みを教えてもらいました。

お金が貯まらない!を解決する「貯蓄」の黄金バランスを知ってる?

「お金を貯める上手な方法は“先取り貯蓄”です。“先取り貯蓄”とは、毎月末に余った金額を貯蓄するのではなく、最初から貯蓄をしておく仕組みのこと。銀行であれば、自動積立を設定しておくと良いですね」(FP水野綾香さん)
では、手取り収入のなかからいくら貯蓄に回していくのが正解なのでしょうか?

「20代後半〜30代で一人暮らしの場合、『貯蓄(もしくは投資)2割 』を目指してみましょう。手取り収入が25万円であれば、『貯蓄&投資5万円:生活費20万円』です。これが難しい場合でも貯蓄は最低手取り収入の1割、頑張れるのであれば3割〜4割以上を目指して欲しいと思います」(FP水野綾香さん)

「生活費」も見直せば、無駄遣いが減る!

手取り収入の8割は家賃や食費、娯楽費などの生活費に。そのなかでも上手に倹約していくには?
「まず生活費のなかで見直すべきポイントは、家賃や携帯・インターネット代などの毎月必ずかかる固定費。ここを出来る限り低く抑えていくことがポイントになります。月々数千円、数万円だとしても1年間になると大きな金額になるので固定費を削減していくことを心がけてください。
また、お金がなかなか貯まらないという方は、何に使ったかわからない使途不明金が多い傾向があります。日々コンビニでちょっとお菓子を買ったり、飲み会でついつい2次会、3次会に行って朝起きたらお財布にお金がなかった…など、そういった浪費がかさんでいないか、家計簿をつけて確認を」(FP水野綾香さん)

自己「投資」が未来の自分を助けてくれる

「投資とは、投資信託など投資商品を購入することだけでなく、スキルアップや自己研鑽ための習い事や本の購入、人脈を築くための交際費など、将来に役立てるための“自己投資”を含みます。無駄な浪費をやめて、自己投資金を強化することでどんどん“稼げる自分”に近づいてけると思います。むしろ若いうちは貯蓄よりも自己投資にお金をどんどん回していってください」(FP水野綾香さん)

プロ直伝!より上手な資産形成の方法

お金を上手に貯めていく方法はわかったけれど、超低金利の今、ただ銀行に貯めておくだけでいいの?

「手取りの2割のお金は『短期用:中期用:長期用』と3つの使用する時期別に分け、それぞれ預け先を変えて備えることがポイント。短期用は、旅行や冠婚葬祭、突発的な医療費など、直近1年以内に使うことを想定して流動性の高い場所に置いておきましょう。預け先は銀行口座の普通預金。中期用は結婚・出産、住宅購入や留学費などがイメージしやすいでしょう。数年後から10年程度先に使うことを想定し、定期預金の他にNISAや積立NISAなども活用して、税制優遇を受けながら運用をしていくと良いでしょう(※)。最後に長期用は、老後資金など。流動性が低いiDeCoや年金保険を活用して堅実に増やせるといいですね。

貯蓄に回した金額を、まずは『短期用2:中期用1:長期用1』を目安に配分するのが理想的。さらに、短期用の貯蓄が、自分が1ヶ月に必要な生活費の6ヶ月分〜1年分貯まったら、中期用・長期用の配分にスイッチしていくと、銀行に預けるよりも運用の利益を享受してお金が増えやすくなるでしょう」(FP水野綾香さん)

※相場次第では元本割れの可能性あり。

上手な資産形成の仕方は理解できたでしょうか?
手取り収入を先取り貯蓄することと、短期・中期・長期と預け先を変えるというふたつのコツを早いうちから習慣化させておけば無理なく、余裕のある未来が描けるはず! 早速取り入れてみてください。

教えてくれたのは……

Profile:水野綾香

大手金融代理店に10年勤続した後、FinTech企業で広報部門の立ち上げを行う。傍でファイナンシャル・プランナー(AFP)として経済メディアなどでの執筆活動、また全国各地で家計のファイナンシャルプランニングやiDeCo、NISA、生命保険などについてのマネーセミナー講演も実施。

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