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【性に寄り添う自然ぐすり】妊活中も産前も「女性ホルモンを整える」ことが重要!

2019/10/24

20代後半〜30代の女性のほとんどが抱えていると言っても過言ではない、からだの不調。どうにかしなければ、という危機感を覚えつつも、日々の仕事や家事、人付き合いに追われていると、「何もできない、何もしたくない!」というのが本音。

そんなストレスフルな現代社会に生きる女性に知ってほしいのが、植物療法こと「フィトテラピー」。化学物質よりも副作用が低く、さまざまな不調に働きかけること、とくに女性のホルモンバランスに効果絶大という利点があり、フランスでは日常的に取り入れている人も。

✔生理痛・生理不順に悩んでいる人
✔冷え性の人 
✔よく眠れない人
✔原因不明の肌荒れ

といった悩みを抱えている人には、とくにおすすめ!と、植物療法の魅力を解説してくれるのは、植物療法士の南上夕佳先生。ホルモンの乱れによる不調を植物療法で克服した体験を活かし、植物療法の基礎知識から簡単な取り入れ方、おすすめの商品までを、連載でお届け!

健やかな生活を送るためには、女性ホルモンのケアが大切!

連載第3回、4回でもご説明した通り、女性のからだは初潮が始まり排卵がスタートしたときから閉経する50歳前後まで、ほぼ一生のあいだを女性ホルモンに左右されます。女性ホルモンは子宮の両脇にひとつずつある、アーモンドくらいの大きさの卵巣で作られています。昔から「子宮を温めなさい」「とくに下半身は冷やしちゃだめ」と言われるのは、卵巣を健康に保つため。冷えで卵巣の働きが低下すると女性ホルモンが乱れ、生理不順や不妊のみならず、自律神経のトラブルなど、さまざまな不調をきたします。

▼連載第3回・第4回はこちらをCHECK!

女性性に深く関わる女性ホルモンの特性から、多くの女性が関心を持つのが、妊活・出産時。しかし「なかなか妊娠できない!」と気づいてからケアを始めると、改善に時間がかかってしまうため、事前に知っておくことが大事。ということで今回は、とくにケアが必要な妊活・出産時に、おすすめの「自然ぐすり」をご紹介します。

妊娠を望むなら「3大ケア」がマスト!

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妊娠を望む女性にとって大事なのが、
・体温ケア
・ストレスケア
・ホルモンバランスのケア
の3つ。

考えるだけで余計にストレスが溜まりそう……!と感じるかもしれませんが、自然ぐすりなら、飲んだり香ったりするだけでOK。手軽に、そして包括的にケアすることができるんです。ちなみに私が講師を務める植物療法のスクールでは、自然ぐすりで体を整えたところ、2〜3カ月で妊娠した!という報告をいただいたことも。

お腹周りが重要!「体温ケア」

お腹周りや子宮が冷えると、卵巣機能が低下。結果、卵子が健康に育たなくなる、着床しにくくなる、といったトラブルを招きかねません。また、せっかく排卵日を把握して性交しても、体が冷えているだけで、妊娠の確率は低下します。

エルボステリア ティザンヌ ヴァンルージュ 70g ¥2,500/コスメキッチン

冷えを改善し、体温を上げてくれるのが「ヴァンルージュ」。ぶどうの葉の成分には、血流を促進し、子宮やからだの冷えを解消してくれる作用があります。また、ポリフェノールを豊富に含んでおり、酸化による子宮や卵巣の老化を防いでくれるといううれしい効果も!

自律神経を整える「ストレスケア」

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ストレス過多の状態が続く

卵巣機能の働きが乱れる

女性ホルモンのバランスが低下する

という仕組み。それによって月経のリズムが不規則になったり、無排卵になる、なんてことも。

そして現代女性のストレスの大きな原因は、仕事。アドレナリンが常に出ている状態では、交感神経が優位になりすぎて、生殖機能のスイッチがなかなか入りにくいのです。

エルボリステリア タンチュメール メリッサ 100g ¥2,600/コスメキッチン

ストレスをケアし、精神を安定させてくれる自然ぐすりといえば、「メリッサ」。月経不順をサポートする働きもあるので、妊活のサポートにはもってこい。タンチュメールやハーブティーなど、お好みの種類で取り入れてください。

生活そのものを見つめ直す「ホルモンバランスのケア」

ホルモンバランスの状態を知るためにはまず、基礎体温をつけ、月経の状態を観察することからスタートしましょう。基礎体温や月経周期に乱れがある場合は、女性ホルモンのバランスが整っていない証拠。もしホルモンのバランスが乱れている場合には、生活習慣や食生活を改善する必要があります。

(写真右)エルボリステリア タンチュメール for woman 30g ¥2,800/コスメキッチ

生活習慣の改善に加え、女性ホルモンにアプローチするなら、異なる効果を持つ複数のハーブエキスをブレンドしたタンチュメール「for woman」がおすすめ。植物性のプロゲステロンとエストロゲンが1本で摂取できるため、手軽にケアすることが可能です!

産前ケアで、産後のダメージを最小限に抑える

出産は女性の体に大きな負担を与えるため、妊娠時からケアを取り入れ、体づくりをすることがマスト。産前から十分なケアをすることで、健やかな出産に備えることができ、産後の体の回復を早めることができます。

妊娠中のケア

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日本でも古くから親しまれている薬草「よもぎ」は、体を温める効果が抜群。体温を高く保つことで新陳代謝&免疫力が上がり、産後の体の回復を助けてくれます。また、産後に子宮が回復していく過程で、性器から排出される“悪露” の流れをスムーズにするほか、母乳で失われがちな鉄分も補えます。産前・産後、どちらにも使えるため、妊娠時にはストックしておくと便利。

エルボリステリア ティザンヌ ラズベリーリーフ 100g ¥2,600/コスメキッチン

なお、妊娠中は女性ホルモンと同様の作用のあるものなど、摂取する必要のない植物もあるので、注意が必要。粘膜強化、子宮強化、骨盤筋強化、痙攣をゆるめる、などの作用がある「ラズベリーリーフ」は、妊活、妊娠中、産後と、ずっと頼れるハーブティーとしておすすめ。粘膜を保護して粘液を出し、潤いが続くことで免疫力がアップするので、妊娠中の風邪やインフルエンザ対策にも効果的です。

妊娠中のつわりがひどいときには、「リリーフオイル」を体に塗り込むのもおすすめ。爽やかなペパーミントの香りが気分を和らげてくれます。またマッサージオイルとして、脚のむくみや腰の痛みのケアにも。

産後ケア

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産後うつの対策としておすすめするのが、「ネロリ」のオイルを使った芳香浴。中枢神経鎮静と覚醒、神経強壮、抗うつ、催眠といった効果が、産後のストレスに働きかけ、気持ちを楽にしてくれます。また皮膚を強くする作用もあり、会陰切開の傷のケアも同時に叶います。

モンサンミッシェル ネロリ 3mL ¥15,000/サンリツ

▼これまでの記事もあわせてCHECK!

PROFILE:南上夕佳(なんじょう・ゆか)

植物療法士、ルボア フィトテラピースクール副代表、デリケートゾーンケアブランド「アンティーム オーガニック(INTIME ORGANIQUE by lebois)」インストラクター。ホルモンバランスを崩したことをきっかけに、植物療法専門校「ルボア フィトテラピースクール」にてAMPP(フランス植物療法普及医学協会)認定資格を取得。日本における植物療法の第一人者、森田敦子に師事し、ともに啓蒙活動を行いながら、老舗百貨店やレストラン、企業で数々のセミナーやカウンセリングを行う。著書に『自然ぐすり生活』(ワニブックス)がある。

ルボア フィトテラピースクール

アンティーム オーガニック

Photo : Yuki Kato Editor : Ayano Nakanishi

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