LIFE STYLE

自分の顔、好きですか? 美容ライターが語る“全ての女性は美しい”ということ

2019/08/30

MINE編集部員の溢れる物欲や偏愛アイテムをご紹介している連載企画「今日のこれ買わなきゃ!」。
突然ですが、自分の顔って好きですか? 30代に入るまで外見コンプレックスまみれの日々を送ってきた編集MAIKOが今おすすめしたい本をご紹介します。

自分の顔が好きじゃなかった私

エラの張った輪郭に一重まぶたの小さな目や低い鼻。お世辞にも美人と言われたことのないわたくし。幼い頃から外見についてからかわれた経験が多くあります。その記憶は心にこびりつき、いつまでたっても自分は不細工だと卑下してしまう気持ちが抜けませんでした。「面白い顔だね」などという何気ない一言にも傷つき、自分は面白い顔だから化粧なんかしてもどうにもならないし…と思い込むこと約30年。最近になってようやく、“面白い顔”も味わい深い顔かもなあと思えるようになってきたところです。
コンプレックスは一人ひとり異なり、周りからはわからないけれど根深いもの。誰でも一度はもっと顔が小さければ、目が大きければ、鼻が高ければ…と思ったことがあるのではないでしょうか。そんな人に今読んでほしい1冊がこちら。

卑屈な心をほぐしてくれる『美容は自尊心の筋トレ』

『美容は自尊心の筋トレ』 長田杏奈(著) ¥1,480/ele-king books(Pヴァイン)

タイトルと印象的なイラストの表紙に惹かれて手に取ったのは、多くの雑誌やウェブ媒体で美容にまつわる記事を書いてきた美容ライターの長田杏奈さん著作。
美容ライターさんが書いた本と聞くと、メイクのテクニックや美容体操など、美しい顔をつくるためのハウツー本をイメージしますが、これは“美容”にまつわる心の持ちようの話。

長田さんは帯にもある通り、「みんな違ってみんな美しい」という全員美人原理主義。美容ライターとして美の審美眼を磨いてきた著者が語るのは、絶対的な美を目指すための技術ではなく、みんなが自分の持つ美しさに気づいてほしいということなんです。「この世にブスは存在せず、ただ多様な美しさがあるのみ」というなんとも力強い言葉が綴られています。

自虐と別れて自分を認めてあげたい!

目次を見ると、
・自信がないなら愛着を持てばいいじゃない
・メイクは看板、スキンケアはインテリア
・食材を選ぶように化粧品を選んでみる
・コンプレックスは個性の種、スタイルのフラグである
・自虐は自分も人も傷つける、諸刃の剣
などなど、興味深いタイトルがずらり。

なかでも私が共感したのは「美容は自分をやさしく扱う練習」という部分。外見コンプレックスは何より自分の思い込みによって形成されていることが多く、そんな思い込みや自虐精神を解きほぐす手助けになるのが“美容”なんです。

私自身、20代後半からメイクをしっかりするようになると、どうにもならないと諦めていた顔が徐々に変わっていくことに楽しさを覚えました。
眉をきりっと太く描けばいつもより自信がありそうに見えるし、チークを入れたら優しげに見える。丁寧なスキンケアをすれば滑らかになった肌の触り心地の良さを感じることもできました。
美容によって毎日少しずつ気分を高めることで、自分を大切にしようという気持ちが芽生えてきたんです。そうすると不思議と、自分を卑下する気持ちが小さくなってきているのに気がつきました。まさに『美容は自尊心の筋トレ』なんです。

自分に自信がない人も、自分の顔が嫌いな人も、自分に優しくしようと思えるきっかけとなる1冊です。鏡に向かう日々が少しでも楽しくなりますように!

編集部の愛読書はこちらもCHECK!

■漫画フリークTERUMIがハマった『モブ子の恋』

■小説好きのWAKIがおすすめしたい『まく子』

*価格は税抜き表記です。

Editor:Maiko Mizusawa(MINE)

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