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それって身体が発する危険信号かも! ニキビ、肩こり、むくみ…放置してない?

2019/08/27

20代後半〜30代の女性のほとんどが抱えていると言っても過言ではない、からだの不調。どうにかしなければ、という危機感を覚えつつも、日々の仕事や家事、人付き合いに追われていると、「何もできない、何もしたくない!」というのが本音。

そんなストレスフルな現代社会に生きる女性に知ってほしいのが、植物療法こと「フィトテラピー」。化学物質よりも副作用が低く、さまざまな不調に働きかけること、とくに女性のホルモンバランスに効果絶大という利点があり、フランスでは日常的に取り入れている人も。

✔生理痛・生理不順に悩んでいる人
✔冷え性の人 
✔よく眠れない人
✔原因不明の肌荒れ

といった悩みを抱えている人には、とくにおすすめ!と、植物療法の魅力を解説してくれるのは、植物療法士の南上夕佳先生。ホルモンの乱れによる不調を植物療法で克服した体験を活かし、植物療法の基礎知識から簡単な取り入れ方、おすすめの商品までを、連載でお届け!

その身体の不調、女性ホルモンの乱れかも!?

第1弾でもお伝えした通り、女性の身体は一生を通じて、女性ホルモンの影響を大きく受けて変化しています。

ホルモンバランスが崩れる
    ↓
身体に不調をきたす

という構図を理解している人は多いのに対し、その原因をしっかり理解し、対策できている人は少ないように感じます。

shutterstock.com

■女性の不調に効く“自然ぐすり”についてはこちらをCHECK!

見過ごさないで! 女性ホルモンの乱れによる症状をチェック

女性ホルモンの乱れによる症状は日常に潜んでおり、多くの女性が“仕方ない”、“いつものこと”と見過ごしがち。しかしそのまま放っておくと、身体の不調はエスカレートするばかり。
以下の症状のうち、複数に当てはまる場合は危険信号! 生活習慣を見直す必要があります。

・ニキビやかゆみなどの肌トラブル
・おりものの量が多くなるなどの異変
・精神的、肉体的な月経前症候群PMS
・ひどい生理痛
・生理不順
・理由のわからない腹痛
・不正出血
・不妊症
・性欲の減退
・のぼせ、ほてりを感じる
・真夏でも身体の冷えを感じる
・私生活に支障をきたすほどの頭痛、肩こり
・日常的に身体がむくみ、それが取れにくい
・疲れやすい、なんとなくだるい
・寝つきが悪い、眠りが浅いなどの睡眠障害
・急に悲しくなったり、憂鬱になったりする
・髪のパサつき
・シワやシミが増え、肌のハリがなくなった
・爪が弱くなり、頻繁に割れる

女性ホルモンが乱れる原因は人によってさまざまですが、代表的なものとして
・ストレス
・睡眠不足
・無理なダイエット
などが挙げられます。それらを解消するのが一番の対処法ですが、とくに人間関係や仕事によるストレスは、自分ひとりで変えられないものですよね。

私自身も、ホルモンバランスの乱れによって、身体の不調を招いてしまったひとり。少しずつ現れていた症状を無視した結果、「これはヤバいかも」と気付いたときには、あまりに深刻な状況になっていました。そんな私の実体験をもとに、みなさんもご自身の身体の状態を改めて見直してみてください。

南上先生も体験! 女性ホルモンの乱れを放っておくと、恐ろしいことに

〈第1ステージ〉生理が止まる!

憧れの美容業界に就職し、寝る間も惜しんでがむしゃらに働いていた20代前半。しかし25歳のとき、生理が半年も来ていないことに気づきました。しかしもともと生理不順だったこと、また病院に行く余裕もなかったことから、それほど気にも留めず、同じペースで仕事を続けることに。

〈第2ステージ〉肌の乾燥&抜け毛

身体中に症状が出始めたのは、生理が止まってしばらくしてからのこと。全身の肌が極度に乾燥し、まるでアトピー性皮膚炎のような状態に。また、シャンプーをするたび、髪の毛が大量に抜け落ちていました。

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〈第3ステージ〉過剰な寝汗と冷えが原因で睡眠不足がエスカレート

夜中に何度も着替えなければならないほど寝汗がひどく、その一方で、手足は痛みを感じるくらいに冷え切り、寝付けなくなりました。安眠できないことで不調はどんどんひどくなり、常に倦怠感や疲労感を感じるように。

〈第4ステージ〉うつ病のような症状やパニック障害が起きる

ついに気持ちまでどんよりと暗くなり、友人ですら会うのも億劫な毎日。うつ病のような症状やパニック障害、果てには“どこかに消えてしまいたい”とまで思うようになり、仕事を続けられなくなってしまいました。

〈第5ステージ〉ホルモン値が50代の閉経した女性と同値に

皮膚科から内科、心療内科などさまざまな病院を訪れるも、診断結果は“おそらくストレスだろう”という曖昧なものばかり。処方された薬を飲んでも生理が戻る気配はなく、体調もアップダウンを繰り返していました。

そして生理が止まって1年が経ったころ、婦人科で血液検査を受けた結果、ホルモン値が閉経を迎えた50代の女性と同じまで下がっていることが判明したんです。そして先生から宣告された私の病名は、「下垂体機能低下症」。俗に言う、若年性更年期障害でした。

女性ホルモンに効果てきめんな「フィトテラピー」

もちろん女性だからといって、全員が同じ症状・悪化の流れを辿るわけではありません。しかし上記の例に身に覚えがある場合は、からだがSOSを発信している証拠。それ以上悪化させないためにも、すぐにでも対処するのが賢明です。

症状が軽ければ軽いほど、化学療法やホルモン剤による治療はハードルが高く感じますよね。そんなときにおすすめなのが、“自然ぐすり”ことフィトテラピー。ほかの治療法に比べて身体にやさしく、副作用が起きくいと言われており、ホルモンバランスが繊細な女性にぴったり。日常のあらゆる場面で手軽に取り入れられるのも、高ポイントです。

ということで、次回は不眠から冷え性、PMS・月経痛まで、女性ホルモンの乱れによる症状別に、有効なフィトテラピーをご紹介します!

■最近「疲れたな…」と思ったらこちらもCHECK!

PROFILE:南上夕佳(なんじょう・ゆか)

植物療法士、ルボア フィトテラピースクール副代表、INTIME ORGANIQUE by lebois インストラクター。ホルモンバランスを崩したことをきっかけに、植物療法専門校「ルボア フィトテラピースクール」にてAMPP(フランス植物療法普及医学協会)認定資格を取得。日本における植物療法の第一人者、森田敦子に師事し、ともに啓蒙活動を行いながら、老舗百貨店やレストラン、企業で数々のセミナーやカウンセリングを行う。著書に『自然ぐすり生活』(ワニブックス)がある。

Photo : Yuki Kato  Editor : Ayano Nakanishi

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