
ベースメイクの順番は、2パターン!【基本ルールとNGリスト】
「順番ややり方がわからない」「ヨレて崩れる」「おすすめのアイテムが知りたい」などなど、ベースメイクに関するお悩みを一気に解消! ここでは、ベースメイクの《手順》から《崩れないベースメイクのつくり方》、《おすすめアイテム》まで徹底的にレクチャーします。基本のベースメイクをマスターして「美肌」を手に入れましょう!
ベースメイクの順番【基本ルールを図解】
ベースメイクの基本的な順番は(1)スキンケア(2)日焼け止め(3)化粧下地(4)コンシーラー(5)パウダーファンデーションです。その後、必要に応じてハイライトやシェーディングを行います。
また、リキッドタイプのファンデーションを使用する場合、コンシーラーの前に塗ることに注意してください。(※下図参照)

ファンデーションの種類によって【コンシーラー】の順番が変わります。
【パウダーファンデーション】を挟むベースメイクの順番
- スキンケア
- 日焼け止め
- 下地
- コンシーラー
- パウダーファンデーション
- ハイライト・シェーディング
【リキッドファンデーション】を挟むベースメイクの順番
- スキンケア
- 日焼け止め
- 下地
- リキッドファンデーション
- コンシーラー
- ルースorプレストパウダー
- ハイライト・シェーディング
リキッド?パウダー?自分に合うファンデーションの判断ポイント
ベースメイクの順番が分かっても、そもそも自分に合うファンデーションが分からない人も多いはず。そんな人は下のリストをチェック! 自分がなりたい肌のイメージに合った方をチョイスしてみて。
『リキッドファンデーション』がおすすめの人
- 肌に自信がなくしっかりカバーしたい
- トレンドのツヤ肌や立体顔を目指したい
- 乾燥肌で潤いが欲しい
- メイク直しを減らしたい
『パウダーファンデーション』がおすすめの人
- 薄づきが好き
- 肌に負担をかけたくない
- オイリー肌で化粧が崩れやすい
- 毛穴が気になる
【リキッドファンデーション】を使ったベースメイクの順番と塗り方
次に、『リキッドファンデーション』を使ったベースメイクの順番と塗り方をレクチャー! カバー力が高いリキッドファンデーションは、少しプロセスが複雑なのでしっかりとマスターしましょう!

1.スキンケア

ぬるま湯で「洗顔」後、たっぷりと「化粧水」を染み込ませたコットンで肌にパッティングし、化粧水を浸透させます。最後に化粧水を肌に押し込むようにハンドプレスすると浸透力UP。次に「乳液」や「保湿クリーム」、「美容オイル」で化粧水にフタをし、保湿します。
2.日焼け止め

日焼け止めを「おでこ」「両頬」「あご」の4点に、パールひと粒分ずつのせ、内側から外側に向かって伸ばします。頬に伸ばしたあと手に残った日焼け止めを、鼻に伸ばします。首からデコルテ部分にかけてもよくなじませましょう。
3.下地・コントロールカラー

下地は、「日焼け止めと同様のやり方」で伸ばし、なじませます。
コントロールカラーは、気になる部分に少量のせ、中指と薬指を使って「叩き込む」ようにしてぬります。
《カバー部分別コントロールカラーの色》
ニキビや小鼻まわりなどの赤みや茶グマが気になる部分→「イエロー・グリーン」
くすみを消し血色感や透明感を出したい部分→「ピンク・ブルー・パープル」
うぶ毛の剃り跡や青グマなどの青ぐすみ→「オレンジ」
4.リキッドファンデーション

手の甲にファンデーションをパールひと粒分出し、スポンジになじませるようにとります。
「頬→あご→まぶた→額」の順番に「中心から外側へ」伸ばしていきます。
「鼻部分」は上から下に向かって伸ばし、「小鼻周り」は叩き込むようにして塗ります。
最後に「フェイスライン」を中心から外側に向かってグラデーションを作るようになじませませて完成。
5.コンシーラー

ニキビやシミなど、隠したい部分よりも少し広い範囲にコンシーラーをのせ、指で「軽く叩く」ようにしてなじませます。
6.フェイスパウダー

「ブラシ」の場合は、顔の「中心から外側」へ向かって、ブラシをくるくる回しながらパウダーをのせていきます。毛穴が気になる部分はブラシを「下から上」へ向かって動かすことでカバーできます。
「パフ」の場合は、パフにパウダーをつけたあと、パフの両端を持ってパウダーをもみ込みます。ブラシと同様に、顔の「中心から外側」へ向かってパフを押さえるようにしてパウダーをのせます。
【パウダーファンデーション】を使ったベースメイクの順番と塗り方
次は【パウダーファンデーション】を使ったベースメイクについて詳しく見ていきましょう! パウダーファンデーションは、リキッドファンデーションに比べて手順が少なく、時短メイクしたい人にもおすすめ。

1.スキンケア

ぬるま湯で「洗顔」後、たっぷりと「化粧水」を染み込ませたコットンで肌にパッティングし、化粧水を浸透させます。最後に化粧水を肌に押し込むようにハンドプレスすると浸透力UP。次に「乳液」や「保湿クリーム」、「美容オイル」で化粧水にフタをし、保湿します。
2.日焼け止め

日焼け止めを「おでこ」「両頬」「あご」の4点に、パールひと粒分ずつのせ、「内側から外側に向かって伸ばします。頬に伸ばしたあと手に残った日焼け止めを、鼻に伸ばします。首からデコルテ部分にかけてもよく伸ばしましょう。
3.下地・コントロールカラー

下地は、「日焼け止めと同様のやり方」で伸ばし、なじませます。
コントロールカラーは、気になる部分に少量のせ、中指と薬指を使って「叩き込む」ようにしてぬります。
《カバー部分別コントロールカラーの色》
ニキビや小鼻まわりなどの赤みや茶グマが気になる部分→「イエロー・グリーン」
くすみを消し血色感や透明感を出したい部分→「ピンク・ブルー・パープル」
うぶ毛の剃り跡や青グマなどの青ぐすみ→「オレンジ」
4.コンシーラー

ニキビやシミなど、隠したい部分よりも少し広い範囲にコンシーラーをのせ、指で「軽く叩く」ようにしてなじませます。
5.パウダーファンデーション

スポンジに、スポンジ面積の半分くらいの量のファンデーションをとり、「中心から外側」に向かって顔全体に伸ばしていきます。
「小鼻・唇まわり」は人差し指でスポンジを押さえるようにして塗ります。
「目元部分」は、目頭から目尻に向かって薄く塗ります。目周りは皮膚が薄くヨレやすいので、塗りすぎには注意。
最後にフェイスラインをなじませて完成。
6.ハイライト・シェーディングの入れ方
フェイスパウダー・パウダーファンデーションのあと、仕上げに「ハイライト・シェーディング」を入れれば、「立体的なツヤ肌」に。それぞれの入れ方は下の記事をチェック!
▼ハイライトの人気記事
▼シェーディングの入れ方
【崩れないベースメイク】のつくり方
崩れる3つのパターン
メイクが崩れる理由は、主に3つあります。
1つ目は、「乾燥・皮脂」。肌が乾燥すると皮膚を守るための皮脂が分泌され、それが原因でメイクがヨレてしまいます。
2つ目は、「汗」。とくに夏場は汗でメイクが流れ、崩れてしまいます。
3つ目は、「ファンデーションの厚塗り」。ファンデーションには油分が含まれており、厚塗り過ぎると余計な油分でメイクがヨレてしまうことも。
以下に気をつけて、ベースメイクを。
- スキンケアをしっかりとする
- ファンデーションを厚塗りしすぎない
- ベースメイクの正しい順番を守る
▼ 崩れないベースメイク【リキッドファンデーション編】
初心者におすすめ!【プチプラ】ベースメイク7つのアイテム
最後に、初心者・失敗したくない人におすすめのベースメイクアイテムをご紹介します! ¥800~2000台でGETできる「プチプラアイテム」を厳選したので、ぜひ参考にしてみて。
日焼け止め
ビオレ(Biore)
ビオレ UV アクアリッチ ウォータリーエッセンス
・SPF50/PA++++。顔・からだ用。水のような質感で重ね付けしても軽いつけごこち。スーパーウォータープルーフ。せっけんで落とせて、化粧下地にもOK。
化粧下地
ミノン(MINON)
ブライトアップベース UV
SPF47/PA+++。乳液のようにサラサラ伸び、乾燥せず潤いのある肌に。紫外線、乾燥、花粉などに弱い日本人の肌を守るノンケミカルタイプ。白浮きせずにトーンアップ。
コントロールカラー
キャンディドール(CandyDoll)
ブライトピュアベース(ミントグリーン)
SPF50+、PA+++。肌にやさしいケア処方。ニキビや小鼻の赤みを隠し、透明感ある肌を演出。
リキッドファンデーション
レブロン(REVLON)
レブロン カラーステイ メイクアップ(180 サンド ベージュ)
@コスメのベストコスメアワード2017で殿堂入り。毛穴や色ムラまでしっかりカバー。密着感バツグンでヨレにくく、夕方まで崩れ知らず。素肌のようなソフトマットな仕上がり。
パウダーファンデーション
インテグレート(INTEGRATE)
プロフィニッシュファンデーション(オークル20)
SPF16、PA++。毛穴や色ムラ、ニキビ跡を自然にカバー。軽い質感で、透明感あるきめ細やかな肌を演出。肌にやさしいミネラルタイプ。
コンシーラー
ザ セム(the SAEM)
ザ セム カバーパーフェクション チップコンシーラー(1.5 ナチュラルベージュ)
SPF28、PA++で紫外線をガード。カバー力、速乾性が高くヨレにくい。植物由来の保湿成分配合で、乾燥しにくく自然なうるおいが持続。ファンデーションなし、コンシーラーとパウダーだけでもOKな仕上がり。
フェイスパウダー
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