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やっぱり泣けた…。MINE編集者が漫画『モブ子の恋』にハマったわけ【今日これ】

2019/08/17

MINE編集部員が推せる!と確信したモノ・コトを紹介する連載企画「今日のこれ買わなきゃ!」。今回は、編集部内でも一二を争うマンガ好き、アラフォーエディターTERUMIとアラサーMAIKOが心を奪われれた1冊をご紹介。
この夏の花火大会デートの前に読んでおきたいピュアッピュアな恋愛バイブルです。

自己肯定感低め女子必読、“モブ恋”を知ってますか?

数ある恋愛マンガの中でも、今最もピュアで童心に帰ることができると囁かれているのが「モブ子の恋」。タイトルにあるように、20歳になるまでモブ=脇役として地味に生きてきた田中信子(大学2年生)の初恋ストーリーなのですが、静かな空気のなかに漂う恋の熱量が、読み手を暖かくしてくれるお話なのです。

2017年に1巻が発売され、Twitterやらなんやらでもすでに火がついている作品です。が、何故今おすすすめするかと言うと、これまである意味、独り善がりだった両片思いの関係から晴れて恋人同士となったふたりが、自己肯定と他人からの肯定を体験し、動き出した第5巻が2019年6月に発売されたばかり。

こちらが第5巻の表紙。脇役だったふたりの恋心が打ち上がる、真夏にふさわしい花火が背景! ちなみにエディターTERUMIはもっぱら電子マンガ派です。

モブ子が1mmずつ自己承認していく姿が最高に泣ける!

信子ちゃんは自己肯定感低めで、他人に気を使いすぎて生きているから色んなことを遠慮しがちな主人公。この漫画では派手な進展や恋の駆け引きテクニック的なものはほぼ皆無なのですが、むしろそれが“モブ恋”の垂涎ポイント!

恋だけでなく、友人にも、そしてバイト先でのちょっとした接客の所作ひとつにも。随所に“相手はどう感じるか”そして”自分は何が出来るか”というさりげない思いやりが散りばめられているんです。
セリフではなく、ほぼモノローグ(つまり本心)で語られるその善良な思考に、まずは涙……。

一方、そんな信子ちゃんも恋をしたことで自分の本音とも向き合い、一歩ずつ勇気を持って進んでいくのですが、それが一気に爆発するのが5巻の花火大会。
これまで他人の都合や気持ちを(勝手に)慮るがゆえに、自己肯定低めの行動や選択をしていた信子ちゃんが、恋愛に対してのコンプレックスや不安な想いを口に出せるようになるのです! 超進歩。超成長。

思いの丈を優しく吐き出すラストシーンでは涙腺が崩壊。駆け引きしない地味な恋ってこんなに胸の奥をツーンとさせるんだと、大人になるにつれ恋愛も人間関係もルール化してしまってドロドロしていた自分の気持ちが、浄化されてゆくのです。

こんな人こそ読んで欲しい!

というわけで、恋愛マンガは数あれど、“モブ恋”の胸キュンポイントは純度120%のイノセントさ。読んでいる間、あの頃の自分を思い出して感じる静かなむず痒さが心地よいんです。

そしてもうひとつ。忘れてはならないのが、自己肯定感を高めてくれる要因のひとつとして描かれている、自分を受け止めてくれる第三者がいる環境の大切さ。それは恋愛だけでなく友人や職場もそう。現実世界でこのストーリーのように登場人物が全員善良で、行動の機微を見てくれるかはさておき、人の大切さについて我を振り返るきっかけになったりもします。

大切な人が近くにいすぎて初心を忘れた人も、恋を何年も休んでいた人にも、駆け引きばかりの恋愛合戦に疲れたなんて人も読めば何だかジワっと来るものがあるはず。 夏はこのマンガで心をリセットしてみてはいかがでしょう?

「モブ子の恋」1〜5巻発売中
ゼノンコミックス(徳間書店)
作者:田村茜

▼夏の恋のお供はこちらをチェック♡

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