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セックスが嫌いな女性は多い?

最近は、若い女性でセックスが嫌いな人が増えているようです。「好きじゃない」「セックスが苦手」という回答も含めると、若い女性のほとんどが、セックスに対して何らかの悩みを持っていると言えます。

今までは性に対してオープンに話せる場が少ない時代であったため、このような女性たちの意見は表に出てきませんでした。

しかし、もしかしたら昔からセックスが苦手という女性は、多数存在していたのかもしれません。

男女で本能が異なるため

性に関する話がタブーとされていた時代が長かったために、「セックス=いやらしいもの、汚いもの」というイメージが世間で浸透してしまっています。それも、女性がセックスに苦手意識を持っている原因のひとつかもしれません。

しかし最も大きな原因と考えられるのは、男女の本能の違いによるものです。

女性は子供を産み育てる性なので、本能的には、セックスよりも体への防衛本能の方が強いのです。

また、女性はホルモンの影響を大きく受けるので、体調が安定しません。体調によって、気分が乗る日と乗らない日があります。

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女性がセックスを嫌いになる理由

男性にとっては理解するのがむずかしいかもしれませんが、女性の心と体はとても繊細です。少し気になることがあっただけで、その気になれないこともよくあることなのです。

セックスとは、本来カップルの愛情を確認し合うコミュニケーションです。お互いが気持ちよくなるために、できることを探っていきましょう。

女性がセックスを苦手と思う原因は、主に5つあります。

過去に深く傷つく出来事があった

もし過去にセックスで傷つく経験があった場合、セックスが嫌いになってしまうことがあります。過去につきあった男性に、暴力的なセックスをされた、または気が乗らないときに無理矢理されたことがあるかもしれません。

一度怖い思いや嫌な思いをしてしまうと、生理的な嫌悪感となって、セックスそのものが嫌いになってしまっていることがあります。

妊娠したくない

きちんと避妊をして基礎体温を測っていたとしても、セックスをすれば望んでいない妊娠をする可能性はゼロではありません。それが怖くてセックスをなるべくしたくない、と考える女性もいるでしょう。

男性と違って、女性は実際に自分の体の中に生命を宿します。そのことから、女性の望まない妊娠への恐怖感は、男性よりずっと大きいものなのです。

気持ち良さがわからない

女性がセックスを苦手だと思う原因の中で、一番多いものがこの「気持ち良さがわからない」というものです。

気持ち良さを感じない理由は、肉体的なものや精神的なものなど、さまざまあります。

しかし覚えておいてほしいのは、気持ち良くなれないのは、女性側の原因とは限らないということです。

女性は「ムード」や「キス・ハグなどの身体的接触」により、相手に安心感を感じ、リラックスできます。それを男性側が軽視している場合、相手の配慮が足りないだけという可能性があります。

自分の体に自信がない

自分の体に自信がないという女性は多いのではないでしょうか。体を見られるのが恥ずかしいという理由で、セックスに苦手意識のある女性もいるでしょう。

しかし、案外男性側は女性が気にしているほど体型を気にしていない場合もあります。

どうしても気になるようであれば、そのことを相手に伝えて、部屋を暗くしてもらうなどしてみるといいかもしれません。

性欲があまりない

性欲は個人差があるので、性欲がもともとあまりない、という女性もいるでしょう。また、女性は年齢によって性欲が変わっていくと言われています。

一般的に、女性は30代から性欲が高まると言われ、年齢とともにそれが強くなるというのが通説です。

女性は一生を通じてホルモンの影響を受け続けます。1カ月のうちでも、生理があるため、性欲があるときとないときがあるものです。妊娠しているときは、体を守るために性欲は減退します。

このように、もともと性欲がない女性もいれば、年齢や時期によって変化する女性もいるでしょう。

パートナーがいるのにセックスが嫌いなら

セックスが嫌いなので、今お付き合いしている彼氏に申し訳ないな、と思っている人もいるでしょう。

大切なのは、パートナーときちんと話し合うことです。「嫌い」の一点張りでただ避け続けるだけでは、パートナーを心配させ、傷つけてしまうかもしれません。

自分はなぜセックスが嫌いなのかを、しっかりと自分で理解し、相手に上手に伝えるようにしましょう。

相手にしっかりと理由や気持ちを伝えよう

なぜ自分はセックスが嫌いなのか? まずはこれを自分で理解するようにしましょう。

「ただ嫌い」というだけでは、パートナーには伝わりません。痛いから? 生理的に気持ち悪いから? 過去に嫌なことがあったから? など、自分で嫌いな理由をしっかりと見極めましょう。

パートナーにそれを伝えるときは、セックスは嫌いだけど、相手のことは好きということをまずきちんと伝えましょう。

もし過去の恐怖体験など克服が困難な理由があるなら、心療内科などを受診するのも良いでしょう。パートナーとの関係性によっては勇気を持って伝えてみると2人の関係をより良いものにできるかもしれません。

ただ、トラウマと向き合うことにもなるので、まずは自分を大切にすることを忘れないで。

言葉にしなければ関係が壊れるかも

もしうまく言葉にできなければ、パートナーは心配し、関係が壊れてしまうかもしれません。

性欲の強いパートナーであれば、セックスは一切なし、という恋人関係は耐えられない可能性もあります。

話し合って着地点を見つけられるかもしれないし、少しずつセックスが好きになれるように、一緒に努力をしてくれるかもしれません。

まずは、自分の気持ちを言葉にすることから始まることもあるのです。

セックス嫌いを克服するには

セックス嫌いを克服する方法というのは、あるのでしょうか? すべての人に当てはまるわけではありませんが、少しずつ時間をかけることで克服できる可能性はあります。

どのような方法があるか、見ていきましょう。

焦らずに少しずつ触れ合う時間を

セックスは、刺激を感じることだけがすべてではありません。相手を受け入れるために、まずは、ただベッドで抱き合ってみたり話をしてみるというのがいいかもしれません。

髪の毛を撫でてもらったり、優しく抱きしめてもらったり、キスをしたり、少しずつスキンシップを取ることで、安心感が生まれていくでしょう。

次の段階として、裸でただ抱き合ってみるなど、焦らず、少しずつ触れ合う時間を増やしてくとよいでしょう。

してほしいことを素直に伝える

セックスを好きになる第一歩として、自分がしてほしいことを思い切ってパートナーに伝えてみるとよいでしょう。

「もっと前戯に時間をかけてほしい」「もっとたくさんキスしてほしい」など、恥ずかしがらずに、素直に伝えてみましょう。

また、気になることがあって気持ち良さに身を委ねられない場合は、してほしくないことも同時に伝えるとよいかもしれません。

まとめ

セックスは愛情表現であり、恋人間のコミュニケーションのひとつです。嫌な気持ちがあるのに、無理矢理相手に合わせることはありません。

なぜ嫌いなのか、なにが苦手なのかなどを、パートナーとよく話し合いましょう。

性行為のないまま恋人関係を続けて行きたいなら、それをしっかりと伝えてみましょう。

もし克服したいなら、してほしいことや嫌なことを伝え、時間をかけて嫌悪感や抵抗感を克服していきましょう。

焦らないこと、そしてパートナーときちんとコミュニケーションを取ることが大切です。

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